静かに進む物語ですが、兄と弟の心の中は相当激しい気持ちが渦巻いていたんじゃないでしょうか?
戦場に差し出された兄ちゃん、見世物になった弟、どちらも普通に暮らせない。そしてどちらも負目を感じ、負担に感…
戦争へ駆り出された兄マルティンが故郷へ帰ると弟ホアキンは先端巨人症を患い、図抜けた高身長に成長していた。
銃に撃たれて片腕に麻痺が残ったマルティンは仕事に就くことも農業を手伝うこともできず、ホアキン…
巨人症になってしまって見世物として暮らしていく弟と戦争で負傷し片手が使えなくなってしまった兄の話。
弟の方はすごく切なさが伝わってきて、生きてた時代が今ならあんな辛いことになってないかもと思った…
19世紀、スペインのバスク地方
実在し、現在に語り継がれる巨人を兄の目線で描いた作品
第一次カルリスタ戦争後、親子の確執から家を遠ざかっていた兄が帰ってくると弟は先端巨大症に罹っていた
兄弟は…
切ない。
気が重くなるわけでは無くて、最終的にあるべき人間性を揺るがさなかったところが、切ない。
見なけりゃ良かったものかもしれないし、目を両手で覆った隙間から見たくなる好奇心、見世物小屋的な感覚を…
機内にて。
マルティンが戦争から帰ると、弟のホアキンの身長が2メートル超えになっていた。マルティンは弟を見世物にして金を稼ごうとするが、本人は複雑な気持ちを抱く。
ホアキンは大人になってから突然…
「フリークス」「グレイテスト・ショーマン」そして今回の「HANDIA」。どれも見世物小屋を舞台とした映画だけど、アプローチの仕方はこんなにも違う。(ちなみに「フリークス」は自分のオールタイム・ベスト…
>>続きを読むこの作品を観てまず思い出したのが「ひつじ村の兄弟」でした。どちらも兄弟の絆がテーマなんですが、今作は貧しさと色々重なる不幸の中で、お金によって幸不幸が左右されるという緊張感があり、バックに流れる音楽…
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