ビハインド・ザ・サンの作品情報・感想・評価

「ビハインド・ザ・サン」に投稿された感想・評価

wkako

wkakoの感想・評価

3.5
ずっと見たかったブラジル映画。偶然持っている知り合いがいてようやく。それだけで満足。
「この家は死者に支配されている」

ブラジルのほとんど砂漠のような土地で、死を介在してつながる2つの家族。

土地の奪い合いと復讐による殺しが何十年も続いている

……んだってさ。


なんだろね、この話。
聖書に書かれてることとなんか繋がりがあんのかな。
本作の映像が持つ殺伐とした雰囲気が印象的でした。荒野で繰り広げられる、二つの家の争い。祖先の代から続く土地の奪い合い、双方の殺しあい等、グロい描写はないものの血生臭さは十分にあります。主人公トーニョは、敵側の家族の一員を殺して復讐のために命を狙われる羽目になります。すぐ殺されるのではなく、暫く敵側と休戦状態になり一拍おくことに…。このタイムラグが死に行く主人公の死の覚悟を表現するのに、効果がありましたね。とにかく双方の家が殺し殺され憎み合いをする姿が陰鬱です。因習により、人間の命を圧迫する雰囲気が悪魔的に感じました。南米ブラジルという舞台が凄く適所であり、本作とのマッチングが素晴らしかったですよ☆
capo

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4.0
憎しみ殺し合うことは虚しいけど、生の素晴らしさを映像美とカメラワークで表現されていて最高だった
美しい映画
neodada

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3.4
なるほど、モーターサイクルダイヤリーズの監督なのね。

あまりにもドラクロワ絵画的色。
あとはゴヤとか。

ブラジルの大地と海と、くるくるくるくる〜
異世界に飛んで行っちゃいそうでした。

このレビューはネタバレを含みます

あの牛たちのように
同じ場所を回り続ける親子・・・

永遠に終わらない悲劇のループ。

憎しみという深い深い感情は
報復や復讐なんかで消せるものじゃない。
きっとね・・・

私も似たような人生だ。
同じことを悩み続けては答えが出ず
来る日も来る日も同じ事に悩み葛藤し
結局同じ毎日を生き続けている。

パクーのように負の連鎖と決別して
新たな道をゆく強さと勇気が
私にはまだ備わってないってことなんだろうな。

座って前後に揺れてるだけのブランコからも
いつかは翔び立たないとな。

このレビューはネタバレを含みます

ブラジルの田舎。牛をぐるぐる歩かせてサトウキビで砂糖作る。ふたつの家系が長年にわたり殺し合い土地争いをしてきた。そんな家の兄弟も牛と同じくぐるぐる。そんな中サーカスの男女に出会い、外の世界に興味を持つ兄弟。サーカス女もぐるぐる。家に戻った兄のもとにサーカス女が追いかけてきて結ばれる。最後は殺される予定だった兄の代わりに幼い弟が犠牲になった。兄はすぐに復讐には向かわず、海へ行った。

象徴的なシーンが多いけど、ちょいちょい何を意味してるのか分からんかった。暗く、不穏な空気が常に続く。
mmmm

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3.9
久しぶりにみたけど、古い感はなかった。やられたらやる…終わりのない悲しみの連鎖を断ち切るためにパクーは産まれてきたのかも
「セントラル・ステーション」「モーターサイクル・ダイアリーズ」のウォルター・サレス監督作。
・先祖代々から続く、お隣さんとの抗争を描いた物語。
・「終わらない報復の連鎖」は紛争の縮図のようにも見えました。映画の舞台はブラジルでしたが、原作は20世紀初頭のアルバニアを舞台にしたお話のようです。コソボ問題がチラつきますが、そこは僕の考えすぎでしょう。
・劇中、セリフの中で「パクー」という魚の名前が出てくるのですが、知らない魚だったのでググったところ「男性の睾丸を狙うピラニア」という魚がヒットしましたが、映画内ではただの川魚として処理されていたので、睾丸パクーについて、あまり深く考える必要はなさそうです。
・街に向かう道中、分かれ道があり、いつもそこで左に進みます。右に行くとどこに行くのだろうと気になりながら観ておりました。
・地味ではありますが、映像も良く、なかなか渋い映画だったように思います。
mako

makoの感想・評価

4.1
ノルデスチの青い空と白いワンピースの彼女が美しく、心奪われた
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