典型的な評論家的思考だ。プランニングは非常によくできているが、画面はあまりにも作り物めいていて、水が滴り落ちそうなほどだ。
最終的に、森口瑶子は言葉とは感情を伝えるためのものだとようやく理解し、その…
テーマ自体は嫌いではないが、登場人物の造形の底が浅く、あまり入り込めなかった。特に光子は、上昇志向なしの徹底した現状維持派でありながら人間は素直であるべきだという教条主義的なほどの観念を持っているが…
>>続きを読む以前、接吻だけ観て、明らかに合わないと確信しつつも、存在感ある今作だけは観て判断せねばと思って、今回のアテネフランセであったが、全く…
ただただ幼稚としか思えず、濱口、ロメールに深く感じ入る者が今…