究極の"対話"劇。
嘘で騙し騙し幸せに生きていく2人もいれば、本音でぶつかり合ってすれ違う2人もいるなんて悲しい。人と解り合うことは難しい。あるがままの自分でいることは辛い。だが、答えはきっとある。
個の存在でありたい森口瑤子は誰とも切り返し、視線を交わす事ができない。ショットの中で視線の動きはあってもきちんと切り返されるのは仲村トオルとの出会いの場面くらいだったはず。それも個と個の切り返しでは…
>>続きを読む森口瑤子がブレない絶対零度の存在。その一般論を排した個人主義の極み。我々から見れば慎ましい暮らし。相対的な羨望や向上心や嫉妬が欠如している。三條美紀によって離婚したばかりのトオルは背中を押される。「…
>>続きを読む国立映画アーカイブ
35mmニュープリント上映
完璧なショットの連続による完璧な会話劇。
とでも、言うべきか。
こんな会話劇は観たことないですね。
凄かった。
この時代にこのような作品が35m…
黒沢清監督の日本映画オールタイムベストに入っていたり、濱口監督が影響を受けたことを公言していたり、何かと重要な作品に間違いないにも関わらず、アクセスが非常に難しい本作。国立映画アーカイブで上映されて…
>>続きを読む濱口竜介の『PASSION」や『ハッピーアワー』に似ているなと思って調べたら濱口竜介はこの作品に影響を受けたと書かれている記事を見つけて納得した。セリフが多い映画は基本好きじゃないが、この作品は面白…
>>続きを読むようやく見れた。
面と向かって言いにくいこと言う時は向こう向く。そのおかげでお互い正直な意見をぶつけ合える。
昨日から『ファーストキス 1ST KISS』『恋脳Experiment』これ、とうまく…