とうとう増村保造に手を出してしまいました。
まずポスターのビジュアルが秀逸なんです。
全く古びてない。
なるほど本作、弁護士円山雅也さんの著書から、脚本家井手雅人さん脚色経由の法廷劇ですか。
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序盤から夫に対して嫌悪感を抱いてた証言を普通にしていたので、夫を憎んで殺したというのは容易に考えられるはずなのに、なぜ幸田はそんなことも分からなかったのか。それは理恵のラストのセリフが物語っていたの…
>>続きを読む文字通りサスペンス=宙吊りの映画。ドメンヘラでかまってちゃんの若尾文子が狂えば狂うほどに鬱々とした空気感が画面上に陰影となって表れる。そしてラストショットでは完全に影と化す。
川口浩は誠実な男ではあ…
このレビューはネタバレを含みます
昔「曽根崎心中」が気に入ってた監督さん、若尾文子好きだったんだろうな。私も大好き、綺麗過ぎ。画もきれい。
若い男の子には手に余る奥さん、それでも酷なこと言うなと思ってたら、元カノがしっかり言ってくれ…
多様な構図や配置に魅了された。複数の人物を一つのフレームに収めたり様々な角度から撮ったりするなど、台詞が重要な役割を果たす劇の中で切り返しよりも面白いショットがいろいろ見られた。
妻はファムファター…
単なる法廷サスペンスかと思いきや、底に潜むテーマ性はかなり深い。
夫婦関係における前時代的な考え方や愛情の定義うんぬんが色々絡み合ってはいるけど、物語の本質は「本来人を愛するということは狂気的なこ…
二人だけしかいない海水浴場。
二人だけしかいない遊園地の二人だけしか乗ってない観覧車。
短いながらインパクトのあるシーンだった。
終盤、彩子がどうしてそこまで幸田に執着するのかわからずにいたと…
このレビューはネタバレを含みます
視線の映画。裁判所にある斜面の写真が良い。マジでひどい男。俺でもそうする。そして無罪と保険金勝ち取る。裁判は不毛なので。そこに愛が乗っかっちゃってこんなことに。激重でメンヘラだからそりゃこうなる。で…
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