すごく意外な結末とかではないけど、文学的というか、いろいろ考えながら見れる作品でした。
(映画じゃないけど、「青春の蹉跌」という小説をなんとなく思い出した)
赤い天使、清作の妻を見てからの本作だっ…
序盤、横暴な夫と離れることも出来ず耐え忍ぶ若尾文子がとても気の毒に思えたが、話が進むにつれ彼女のメンヘラっぷりに狂気を感じた。
法廷で争われる事件の結末も「まあ、そうでしょうね」と納得。
もう一人の…
増村保造監督
これもまたさすがの面白さだった。
崖に宙吊りシーン、転落シーン、若尾文子パイセンの雨濡れ狂人シーン、またも若尾文子パイセンの振り返り&幸田をチラ見in 法廷シーン、恐ろしくハッとして…
幾つかのアングルの使い回しを人の配置、パンの前後の画でキメテ魅せる法廷パートのかっこ良さ。かっこ良いし、テンポ良いし、分かりやすいから助かる!
若尾文子の「愛を渇望しすぎて歪んじゃった演技」があまり…