増村監督の映画の中で特に洗練されていて無駄のないシナリオとカメラが素晴らしい。やはりイタリアに映画留学をしたエリート。一時間半でここまで多くを描くことができるのは流石。また、手から出る血や繰り返し…
>>続きを読む増村保造と若尾文子。この二人はまさに黄金コンビというべきで、増村の決して長いとは言えない映画作家としての人生のなかでいくつも傑作があるが、この『妻は告白する』はとりわけ面白く、ショットの素晴らしさ…
>>続きを読む【所感】
本作は夫・妻・若い男性の三人が登山中に遭難し、妻は自分の命を守るためにロープを切り、夫が死んでしまい、警察はこの妻の行動が殺人だとして、裁判が起こるといった話である・・・。
一見すると
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画面内の俳優たちの動きが完全に計算され尽くされたカメラ位置とブロッキングにうっとりする。だがどうも、同じ日本社会の規範との摩擦で苦しむ女性を描いた成瀬とか溝口と比べると、映画としての強度がイマイチ足…
>>続きを読む暴力的なまでに注がれる視線。被告人、証人、裁判官、検事、聴衆、世間。
今の時代では驚くほど男性優位かつ、前時代的な女性観で充満した法廷。カメラも彼女を追い詰める。この緊張感の保ち方。『恋愛裁判』はこ…
かなり面白いんだけど、、⁉️
思わぬバッドエンドで最高だった!ラストシーン良すぎ!昔も胸糞邦画あったんだ⁉️
ただ、好きな人と自分の新しい未来に向かって頑張って生きた、悲しい人のお話だった。この大…
妻の告白に対し抱く感情として、最も無難であるのは“どの気持ちも分かる”というものだろう。
愛憎の両方が見事に渦巻いて、妻は雁字搦めになった。
しかし、彼女に心の底から同情するためには、人間は死ぬほ…
日本映画の伝統的な情緒・感傷を排し、個人の強烈な意志・欲望をドライに描き出す“増村イズム”を確立したとされる一本。増村監督×若尾文子タッグの9作目。原作は円山雅也の法廷小説『遭難・ある夫婦の場合』(…
>>続きを読む若尾文子はいいなあ。
綺麗なだけじゃなくて色も影もある。 ラストのヨゴレ感ったら最高。オーラスだけは綺麗に撮って欲しかったけどね。
この時代の映画は尺がちょうど良く仕事終わりでのタブレット視聴にうっ…
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