赤いダッフルコートに身を包みスーツケース片手に決然と西島秀俊の元から去り行く藤田陽子の小さな背中を階段の上から捉えたロングショットは『東への道』を思い出さざるを得ない。あの奥へ奥へと延びる一本道!一…
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8mmを観てから…と温存していたものの8mm版が絶妙にハマらず不安を抱えながら遂に再生ボタンを押したが結果的に「これよ…これなのよ…」となった。ストーリーはほぼそのままでプリミティブさも残しながら磨…
>>続きを読む幼馴染ふたりの日常生活を丁寧に描いている作品。
空気感がとても心地よいです。
榎本さんと富田さんの疾走するシーンでカメラが追い抜いていくところに監督のセンスを感じました。
西島さん演じる古田のダ…
先日のユーロスペースでの特集行けなかったので。空気感が2000年代前半そのものですな。
シンプルに役者が皆良い。最高の女こと小池栄子が友情出演。西島秀俊をいかに可愛く、クズに撮るかの気合いが半端な…
物語自体は同じだが、映画として見た時の印象はまるで違う。
こちらの方がより説明的で、ドラマの掘り下げがあり、主人公2人の性格も明確である。こちらを見て漸く「あの場面はそういう意図だったのか」と気づ…
フィルムとフィックス、基本劇伴なし、ありがたい。話に集中できる。映像を小津とは思わなかったけどタイトルのあのあみあみを見たら自然と想起してしまう。あれ何の布でどうやって撮ってるんだろう?
和解を和…
ユーロで井口奈己特集
『犬猫』8mm上映と、そのセルフリメイクの35mm上映。
井口奈己作品も初めてだったのだが、長編劇映画の8mm上映というのも初めてでいい経験になりました。
カット割りが抜群にう…