明治末期、美しい妻を迎え医師としての高い地位を確率していた幸雄だが、突然両親が相次いで不審な死を遂げる。幸雄自身も謎の視線に悩まされていたが、ついに目の前に自分と同じ姿をした男が現れ、人生を乗っ取ら…
>>続きを読む顔が強い俳優陣と素晴らしい衣装にメイクのおかげだろうけど最高。
ドッペルゲンガーが映画に向いた設定だと気づいた。
最後、本木雅弘の顔をみて戦慄している浮浪者をしばらく映した後使用人の女性たちがふつう…
こんなめにきみを会わせる人間は、ぼくのほかにはありはしないよ
(第二歌集『ドライドライアイス』所収)
穂村弘さんの短歌です。
この短歌は、明智小五郎の文中の話し言葉をそのまま歌にしたもの…
前半は塚本晋也の編集と石川忠のサウンドがハイテンポなリズムを生み出しスリリングです!
後半は物語の面白さと人間ドラマに夢中!
役者さんもよかった!
一部のカットでは歯を黒く塗って画面の力を出している…
きっと江戸川乱歩の原作がいいのだろう。
それに輪をかけて、極めて映画的な快楽を感じさせてくれる演出。普遍的な問題として部落、ドヤ街、スラム街、肌の色、差別されてきた人達と上流階級との対比と、歴史と…