1906年にフランス国境のクーリエ炭坑で実際に起こった炭坑事故を元に作られたドイツ映画。時は第一次大戦後に置き換えられている。敵同士だった国が隣合わせの鉱区で採掘作業をしている、フランス鉱区から火災…
>>続きを読むすごく良かった!
フランスとドイツが緊張状態あるものの、炭鉱事故が起きてしまったのなら助けようとする話。
坑道から火が燃え盛る映像の音声が人間の悲鳴であったり、そういった直接見せない演出の数々が良か…
✔️🔸『炭坑』(3.8)🔸『罪と罰』スタンバーグ(3.5)🔸『笑ふ男』(3.3)▶️▶️
今回のサイレントからの巨匠特集。傑作とは言えずも、(再)見たかった作を、他作のついでも含めて、あと少…
傑作。
トーキー初期にして、パブストはすでにサウンドを手なづけている。崩落する坑道と爆炎、瓦礫の向こうから聞こえる救難信号としての金属音。その金属音が突如として変性しトラウマを呼び起こす(!)。深黒…
まずパニック映画としてよく出来ている。地下炭鉱の深さ、閉塞感、暑さ,息苦しさが心を圧迫する。そして上下のショットが素晴らしい。炭鉱の鉄塔、数百メートルの地下に降りて行くエレベーターとケーブル、ドイツ…
>>続きを読む第一次世界大戦後、フランスとドイツの国境上にある炭鉱において、フランス側で爆発事故が起きる。これに伴う、広い意味での群像劇。孫を助けに行く老人、愛する人を心配して、止まった機関車から飛び降り、来た道…
>>続きを読むオープニングは子ども二人が穴にビー玉を入れる遊びでケンカし国境を引く。『男の塊』『わが谷は緑なりき』とは異なる描き方。音楽無し。エキストラ多い。予算大きい。バーでの諍い。りんご酒を飲んでからビール。…
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