単なる下世話な話を、小難しい話に混ぜながら、有無を言わさず突っ走る会話劇…でした。
結局は何が言いたかったのかは、最後まで見いだせず。困った大人たちだねえ、ということはわかった…。
会話量がハンパな…
ヴァンサン・マケーニュが、いい感じにだらしない中年役にはまってて好きです。
邦題もいいな、外でタバコを吸って寒がるシーンとか、冬のパリって感じがした。
ストーリーの中で語られる、書籍についての考…
このレビューはネタバレを含みます
試写にて鑑賞。アンスティチュ・フランセ東京という試写会では珍しいところで鑑賞しました。
ポスターのジュリエット・ビノシュが美しいので見たけど会話中心の群像劇で大人の恋愛!といいながら不倫でがっかり…
Twitter的な短文のやりとりが小気味いいコメディ映画。
ネット社会 特有の承認欲求や表面的な偽りが溢れる中で、鈍感で馬鹿正直な人間が幸せを掴むのが これまた小気味い。
人々は結局変われないと…
紙かデジタルか、といった出版あるある討論がのっけから展開し、何とも居心地の悪い思いをしつつ、よくこんな地味なテーマで長々とのりきるなあと感心。ただ映画的興奮がなさすぎて、とってつけたようなハッピーエ…
>>続きを読むウディアレンが持っていったベルイマン要素をヨーロッパに戻したような部分がある。とにかく今の話をしたがるのはなんなのだろう、別にいいけど…SNSやら加速主義的な話やら今作の話のメインである書籍の電子化…
>>続きを読む原題の『Doubles vies』に対してつけられた英題は『non-fiction』。とある小説の左の頁と右の頁に描かれていた一組の男女の人生が、本を閉じてピタリと重ね合わったような、そんなイメージ…
>>続きを読む©CG CINEMA / ARTE FRANCE CINEMA / VORTEX SUTRA / PLAYTIME TWITTER:1220paris