ほのぼのとしているけど、切なくて、辛くもあるドキュメンタリー作品。自分の親なのに淡々とカメラを回す信友直子さんの作家としての姿勢に大いに共感した。
これから老いを迎える人、老いた親を持つ人に是非見て…
監督が癌になって髪の毛が抜けた姿を「かわいい、かわいいよ」って言う母はやっぱり大きいなと。
だんだん認知症が進行していっても監督はいつでも優しかった。
ドキュメンタリーって難しい、どのタイミング…
気になっていた、観たかった映画。
ドキュメンタリーなのですが、観て良かったです!
広島在住の老夫婦の日常を娘さんが撮影したもの。
思っていたよりも重くなかったです。
目頭が熱くなる場面もありました…
良し悪しがつけられない。
痛さ、哀しさ、辛さ、歯痒さ、怖さ、もどかしさ。
自分の気持ちも相手の気持ちも、何もかもがわからなく、感じることも出来なくなる故の不安や不信感。
自分の心も身体も弱くな…
娘だから老夫婦の日常をここまで撮れたのもしかり。
お互い老いながらも二人でなんとか生活しようとする姿は微笑ましい。
しかし始めは良かった娘が撮っているっていうのが、母親のボケが進行するにつれて苛立…
☆9.5
生きるとは?老いるとは?を考えさせられる良作。
家族にしか撮れない綺麗事だけではないリアルな日々。笑える部分も多いんだけどそれだけではなく、認知症になった母が感情を爆発させるシーンでは珍し…
物忘れが増し「最近おかしいんだよ」と自覚を口にする監督の母親。
母親は、話が進んでいくにつれて怒りを露わにするようになる。認知症の進行による無力感、焦燥感によるものでしょう。
そのうち寝床から起き上…
「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会