社会から殺され、信じていたものにさえ裏切られる。
貧富の差からカウンターカルチャーへの映画。
タクシードライバーや時計仕掛けのオレンジ、ファイトクラブを想起させる。
徹底的な現実描写、銃の重い音…
やばいものを観た。
とても重い、そして救われない。
ホアキン演じるアーサー、優しい男性だ。持病と貧困、弱者、揃いも揃ってどんどん奥底へ押しやられる。
仕事、封印の過去、家族、焦がれた人、憧れ。次…
本来はアーサーの苦悩とか、壮絶で悲惨な人生とかリアルで悲しいものに焦点を当てたグロ映画なはずなのに最後の刑務所みたいなとこの撮影の仕方で映画全体を喜劇風に締めくくってるのがすごかった。
タバコの描写…
鑑賞後しばらく抜けなかった作品
障害をもった優しい人が理不尽なことにあったり差別を受け、どんどん狂気へと変わっていく。
その様が悲しく心苦しくなった。
差別はなくならない…。
この人に誰か1人で…
『ジョーカー』は、貧困や差別だけでなく、社会福祉やインフラの軽視が生み出す崩壊を描いた作品にも思えました。
一見地味に思える社会福祉制度の整備や、きちんと税を納めてそれを分配する仕組みがいかに重要か…
すごい映画だった
スキップとローファーで、氏家くんが中学生のときに「人は同じようなことをしても許される者と許されない者がいるらしい」ことを知るページが印象に残っている
狂気に満ちていくジョーカー…
結局これもジョーカーの妄想なのかも?ところどころ、現実にそぐわない描写があり、こういう描写も含めて、現実と自分の妄想の境がわからなくなったジョーカーの異常さを表してたりして…
なんて考察がしたくなる…
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