OBBA予習
大企業というシステム→マンションから身を乗り出して声をあげる群衆→テレビ局というシステムに回収される群衆、という一連の画が、感情と怒りをメディア装置、システムが取り込んで商品化する地…
この作品が生まれて50年近くたっていてもテレビの本質は何ら変わっておらず、相変わらず視聴率に踊らされていると思うと、思わずため息が出る。
メチャクチャだなと思う娯楽性と、それぞれの立場での奮闘と人間…
十二人の怒れる男、質屋の名匠シドニールメットの作品観ない訳がない作品、ホールデンも歳には勝てないがダナウェイを相手にラブシーンいらんやろ?内容はイマイチ!何で視聴率ごときで殺されなくてはいけないのか…
>>続きを読む70年代とはフェイ・ダナウェイとジェーン・フォンダの時代だったともいえる。
フェイ・ダナウェイはメイク映えする容貌と演技力で美女の役をモノにしていた。私も彼女を美女と認識していたものだ。
が、のちに…
フェイ・ダナウェイの存在感が素晴らしい。現実の素っ頓狂さが虚構を遥かに上回ってしまったせいで、約50年前のクリティカルな風刺が現代だと陳腐に思えるだけ形骸化しているのが皮肉だ。本を読む人はもはや3%…
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