シドニー・ルメットは「セルピコ」や「狼たちの午後」のような実話ベースの作品のイメージが強かったので、今作のような誇張された風刺劇は個人的に新鮮に感じた
消費社会批判を『お前らいい加減気付けよ』的な言…
19世紀出身者しかいない20世紀初頭に、共産主義に対する人々の意識が純粋で無邪気だったのと同じように、ミルトン・フリードマンがノーベル賞を受賞した70年代には新自由主義に対する人々の意識もまた純粋で…
>>続きを読む2025/05/05視聴、レンタルDVD
配信で観れない作品を観よう会。
本作ずっと気になっていた、1970年代のミューズ、フェイ・ダナウェイ主演作品。
永らくニュースキャスターを務めていたハワ…
スマホばかりいじっているあなたの家の現代っ子に見せたい映画No.1。
スマホがないテレビ時代の映画にも関わらず、50年経った今でも通用する金言の宝庫。硬派なルメットの慧眼は、硬派なギーゼキングのモー…
午前十時の映画祭にて。
予言的とも思ったし、今も昔もずっと変わってないだけなのではとも思った。
とにかくみんな喚き散らして演説する。不当を主張して怒りを煽るやり口は今のSNSそのもので面白いほど今…
ベトナム戦争の反戦運動と敗戦ムードを引きずり、殺人と汚職、失業者の増加、経済も停滞…人々がずっと世の中に対して怒っている状況ってまさに『タクシードライバー』と同じ時代?と思ったら同年に公開されてたし…
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