ウディ・アレンが、カメラ左のゴダールとカメラ右の通訳の両方に目線を行ったり来たりさせるのが面白い。俳優がカメラに目線を投げるのではなく、カメラの横にいる監督に目線を投げる瞬間に、監督の身体性が現れる…
>>続きを読むゴダールがニューヨークのウディ・アレン宅を訪れ、公開を控える新作『ハンナとその姉妹』での演出やテレビの隆盛が映画に与える影響についてインタビューした上で、その素材を自身の手で編集したビデオ・エッセイ…
>>続きを読むJLGが窓の向こうに広がるビルの群生を、ウディ・アレンのモノマネをしながら眺めるシーンでまず笑った。そのシーンに「ラプソディー・イン・ブルー」(『マンハッタン』で使用された楽曲である)が被さる。それ…
>>続きを読む映画館で映画を見るという体験そのものの価値を決して音響やスクリーンの設備の充実などといった言葉で語らず、そこには大人の目を盗んで映画を見に行くという行為があると語る言葉にもの凄く価値があると思えたし…
>>続きを読む〈アメリカ映画史〉再構築でも似たような言及あったけど、ウディアレンが「ベッドで映画を思いついた時が最高で、脚本撮影編集公開の過程で映画をダメにしてしまう」と語るのにゴダールが即座に「私は出来るだけ遅…
>>続きを読むウディ・アレンが編集の暴力によって、一方的にこき下ろされてゆく。見ていて可哀想になってくるほどの批判だ。だが、確かに表面的に感じる、ウディ・アレンの言葉がある。ゴダールによって取捨選択された結果かも…
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