こんなに不定形なまま駆け抜ける、いや駆け上がっていく作品は見たことない。映画というよりCMのような省略とテンポ、なんならシャフトの「化物語」に近い速度感なので映画慣れした自分には掴みづらい。
しかし…
清水尋也逮捕の報道から2度目の鑑賞。
漫画のコマ割りみたいにクルクル変わるカメラアングルが斬新で単調な場面がなく飽きずに最後まで観れる。
女子高生に対するミソジニー的描写や、男性を王子様ではなく性欲…
カメラワークが面白い。少女漫画の実写化だけれど、キラキラしているだけではなくて、人間同士のドロドロや不安定さもよく描かれていると感じた。演技が演劇っぽい。くさいセリフもたくさんあるけど様になるのはそ…
>>続きを読む(C) 相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会