くずの作品情報・感想・評価

くず1962年製作の映画)

製作国:

上映時間:12分

3.5

『くず』に投稿された感想・評価

Yossy
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海辺のゴミ屑、生物の死骸、もみ合う子供たちその全てを一様に屑と形容することで独特なおどろおどろしさを表現した。終盤のオールで砂を抉るショットでは物を作用させる人間を捉えないことでカメラ外を無意識的に…

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リリカルよりはポエジーを感じさせる。映像はシニフィアンでしかないことが強く実感させられる。

飯村隆彦監督『くず』(1962)

Experimental Cinemaにて鑑賞。

波浪のノイズに溶け込む浜辺の諸事物

こどもの青い戯れが

画面を劈いて、意味がこなごなになる

kuzu(1…

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海を歩きながら砂浜に散らかるゴミたちをそのまま撮影した記録でしかないのだが、それらのゴミの散らばりが、かつて訪ねた太平洋とオホーツクの合流する海辺に流れ着いたロシア製のゴミたちと重なる感覚になり、そ…

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3.5
海辺に打ち上げられたガラクタ。近所のガキがきて遊びまわる。曇天。終始鳴り響くノイズ。
Na
-
くず=生命力のない、くさったもの
無意味な早送りがまた....
ROY
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Junks

晴海海岸に廃棄されたゴミや動物の死骸

小杉武久の音楽
マ
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メモ : 自分もジャンクにすぎない コンクリートポエトリーの映像版 死んでしまった物体を映像のなかで甦らせるというアニミズムのような観点 今でいえば、エコロジーのようなもの
浜辺に打ち捨てられたごみ、生き物、取っ組み合う子供たち。物悲しさを感じる。
EMILI
2.0
IFF 2019 のプログラム「フィルム・ポエムの出発点に立って」にて。

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