FUGAKU1/犬小屋のゾンビの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『FUGAKU1/犬小屋のゾンビ』に投稿された感想・評価

全然意味分からないんだけどずっと面白かった。完全に青山真治映画なんだけど、それがなんなんだかまだ言語化できない。ずっとできない。

湖畔、隔絶されたコミュニティ。人が集まる酒場、絶妙にカッコよくない…

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光合成

トランク内に差し込む光と、傾く荷物の運動で映画を提示。退屈な野郎を叩き起こす唐突な爆音からのスリラー。
アミール・ナデリの『CUT』みたいに映写機の光で少女が蘇生するのかと思ったら、スクリーンの擬人化だったとは〜
UE
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青山のリア王
草花の先に止まっていた虫が飛び立ち、餌を持って巣に帰ってきた親燕のカットに繋がる。ここ凄いドンピシャで気持ちよかった。
ニシ
5.0

青山真治が講師となり学生と共に映画を撮るアプローチの仕方として、青山自らピカピカ電飾の仮装をしてカメラから距離を取り湖畔に1人佇んで変なおじさんを演じてみせるという、学生と同じ目線に立つ為のリスクの…

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やはり光ありき。
今回は音ではなく光で救う。

美大の学生の特技を集約したかのような学生と共に作り上げられた作品。
にしても映画がすぎている。

ゴダールのリア王。
nada
4.3

『ゴダールのリア王』のオマージュでありながら、どうやってもアメリカ映画みたいになるのが青山真治のユニークさだろう。流行り病で連れ合いを亡くた男が、意識の戻らない娘を甦らせるため、映写技師を呼ぶ。生者…

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木
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2025/09/30
花に止まった虫が飛ぶ、鳥が巣に戻る、馬がいる、という一連。
3.0
ラストのダンスシーンが良い。
音と映像、青山真治の考える映画とは何かの断片のようである。
【詳述は、『AA音楽批評家:間章』欄で】作者のアクの強い現れ方も含め、映画の他愛なくも壮麗な、伸びやか自然と·裏表ひっくり返る華一面を、見せ尽くす。

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