小河ドラマ 龍馬がくる【劇場版】の作品情報・感想・評価

小河ドラマ 龍馬がくる【劇場版】2018年製作の映画)

上映日:2018年12月15日

製作国:

3.7

「小河ドラマ 龍馬がくる【劇場版】」に投稿された感想・評価

YS

YSの感想・評価

-
2018/12/15
配給 日本映画放送


記:
制作プロダクション作品
プロデューサー
KUBO

KUBOの感想・評価

4.0
Filmarks のフォロワーの皆さま、あけましておめでとうございます。2019年最初のレヴューがこんなんですけど、これ本当におもしろかった!

先日あった本作の試写会に行けなくなっちゃって、代わりに行ってもらった友人が「すごいおもしろい」って言うから、そこそこ期待しての鑑賞だったが、いやいや大笑いして楽しませてもらった。

新たに「坂本龍馬」のドラマを撮ることになり、その龍馬役に指名された武田鉄矢。武田鉄矢と言えば誰もが知る龍馬好き。

その龍馬大好き武田鉄矢の前に、本物の坂本龍馬がタイムスリップして現れる、っていうトンデモ設定なんだけど、この脚本がよく書けてる。

まず武田鉄矢ネタを上手くいじってて大笑い!

「福山の時は俺、勝海舟やったじゃない。本当のこと言うと、俺、龍馬やりたかったんだ。」
「もう何遍もやってるでしょ!」とか…

(今までに武田は、日テレ「幕末青春グラフィティー 坂本龍馬」や東宝映画「幕末青春グラフィティー Ronin 坂本龍馬」で坂本龍馬役を演じ、マンガ「おーい、龍馬」の原作も手がけている。)

「龍馬役は武田鉄矢さんしかいない」とかいうプロデューサーの坂本龍馬=武田鉄矢っていうのが「赤いきつね」のCMイメージからだとか、そっちかよって(^^)

ハンガーヌンチャクやろうとしてるし。細け〜! 今の人「刑事物語」シリーズなんて見てないよね〜。けっこう人気シリーズで5作も作られたんだけど(私、大好きでみんな見てました)。

目の前にホンモノの現れた武田鉄矢の狼狽ぶりが超おもしろい! どれだけ崇拝してるか演技なんだけど伝わってくるし、逆に、武田鉄矢を前によく物怖じせずに坂本龍馬なんて演じられたな三宅弘城!

現代に現れた坂本龍馬の順応性の早さも笑いのツボ。バイトしたり、いい部屋ネットで部屋探したり、ともかく周りが振り回される。この辺の作劇法は「帰ってきたヒトラー」と似てるな。

現代に現れた龍馬は、今に伝わる龍馬の名言・偉業をはじから「言ってないよ」「やってないよ」と否定する。

怒った武田鉄矢が「これ読んで、しっかり勉強するように!」って出す本は「おーい、龍馬」にしてほしかったな〜。

後半は西◯◯◯や、◯小◯◯や、◯海◯まで現れて、もう大騒ぎさって感じだ。

クライマックスに突然かかる「SAY YES」の意味がわかる世代の人には激オススメ!(「101回目のプロポーズ」の主題歌です)

武田鉄矢は確かに何度も坂本龍馬を演じてきたが、「近江屋事件」を演じるのは初めてだろう。基本コメディではあるが、ドラマ冒頭の武田の台詞「これが龍馬を演じる最後のチャンス」という気持ちはマジなものだろうし、この近江屋のシーンを演じ切ることで、武田の「私はあなたになりたかったんです!」という想いも成就しただろう。

基本コメディの小品に長文のレヴューとなったが、スタッフも、武田鉄矢も、楽しんで作ったのが本当に伝わってくる、マジでおもしろい作品でした。

龍馬が好きな人、特に、龍馬が好きな武田鉄矢を見てきた人には超オススメです!

*私の代わりに試写に行ってもらった友人曰く、場所は「HOOTERS」(劇中にも飲むシーンで出てくる)で、飲み放題食べ放題という破格の試写会だったそうな。行きたかった〜!
dozen

dozenの感想・評価

4.5
武田鉄矢さんの演技、そして作品じたいの振り幅がすごい
生き生きとフリーダムにやってるな、と役者の個性を引き出しつつ、自由奔放じゃないしっかりした作品作りがいい
コメディとしてのテンポ、キャラの生かし方も観ていてとても気持ちいい

そしてクライマックスの感情を刺激する波状攻撃、大爆笑からの...作品を破綻させないラストにしびれた
凝り固まった感情をほぐしてくれます
武田鉄矢の龍馬への愛の話。
最後は自分の事の様に嬉しくなってしまうのは武田鉄矢の素晴らしさ。