罪にまみれた人間たちが地獄の業火に苦しめられる。地獄のイメージが非常に強烈で、そのビジュアルもディテールが凄く凝られていて世界観の出来にびっくりした。
終始雰囲気が不気味で嫌なことが絶え間なく起こ…
実相寺昭雄「無常」の田村亮が、「極楽は無いが地獄はある」と宣った場面が目に浮かんだ本作、中川信夫監督の、新東宝末期の断末魔と重なる、大学生清水四郎天知茂が、死神の友人田村沼田曜一により引き起こされる…
>>続きを読む凄いなこれ。カオスすぎる展開に呆然。
コントかギャグ漫画みたいな流れで人がバタバタ死んでいくのには笑っちゃうんだけど、死神めいた田村の異様な存在感は非常に不気味。
現代の感性では作れない、まさに…
いつか私が辿り着くらしい場所が映像になってると聞いたので観た。
後半30分のアヴァンギャルド地獄こそこの映画の髄であり、チープさと美的感覚のバランスは絶妙だが、チープさが勝ってしまった印象。そのチ…
主人公は車運が無さすぎる。妙にモテる。俺に近づくヤツはみんな壊れちまうんだって感じ。
映像はモノクロかってくらい明暗が強くて闇が深いし、古いセリフ回しとカッコイイ画とキレキレなカット割りの組み合わせ…
学生時代に観て「昔の日本映画ってスゲー!」と思わせてくれた映画のひとつ。
あらためて観るとつくづくイカれた映画だし、東映異常性愛映画より10年近く前とは思えないぐらい悪趣味でゴアゴア。
全身皮剥いて…
天知茂が若いです。
地獄…結局この世の中に沢山の地獄があり、沢山の鬼が住んでいるわけです。
天上・人間・修羅・餓鬼・畜生・地獄の六道の中で最も下に位置する地獄、確かに生前の悪行から地獄に落ちるわけ…