憲兵と幽霊の作品情報・感想・評価

『憲兵と幽霊』に投稿された感想・評価

3.8
天知茂の畜生っぷりが凄まじい。このカッティングによって性急に物語を推進していく感覚が面白い。

「憲兵とバラバラ死美人」という別作品もあり、刺激的なショッキングホラーを想像させるが、実際には第二次世界大戦下を舞台にしたスパイ・サスペンスである。クール極まる天地茂の真骨頂とも言えるような、冷徹と…

>>続きを読む
3.8

NFAJ中川信夫特集にて初見
いやー良いねぇ何とも楽しい😀

中川で天知茂と言えば勿論伊右衛門だけど
『四谷怪談』に先立つ本作の悪役っぷり!
仰角やカメラを傾けた絵柄の中で
ちょいやり過ぎなショット…

>>続きを読む
生活
3.4
天知茂がニヒルで渋い。
一貫して悪辣でいてほしかったけど、終盤結構しょうもないヘマしてどんどん冷徹な人物像が崩れ去っていったのが残念だった。
物語よりかは画面と雰囲気を楽しむやつだと思う。

意外と見たことなかった有名なやつ
なにこれすげつまんねんだけど誰よこれ面白いって言ったやつ
なんかカルトな立ち位置築いてなかったっけ?なんで?
千五百円も出してDVDを買ってしまったから許せない
い…

>>続きを読む
アノ
3.8

天知茂演じるとんでもない悪党のとんでもない悪行が爆速で語られる爽快感。久保菜穂子を手篭めにした次のカットで手切れ金渡してるのには吹いた。
泥酔した三村俊夫とのバトルが突然始まるのも面白すぎ。
扇情的…

>>続きを読む

◎幽霊は神経のみ売国スパイ憲兵非道 色悪み薄し

1958年 新東宝 モノクロ 75分 シネマスコープ
*音割れ 画像時にピンぼけするも鑑賞に支障なし

権力を振りかざして高圧的な態度を取る、今で言…

>>続きを読む

憲兵の天知は、恋する女性が中山を選び、嫉妬に狂う。機密書類紛失の責任を中山に被せ、銃殺刑にする。天知こそ、敵国に書類を売った売国奴だった。中山の弟は憲兵になり、真相を探る。天知は未亡人となった久保を…

>>続きを読む

好きなんですよね~新東宝作品。
この作品も実にドロドロいたしております。

監督は、後年傑作「東海道四谷怪談 」を手掛ける中川信夫。
ドロドロ怨念映画を撮らせたら天下一品でございます。

憲兵中尉で…

>>続きを読む
ryu
-

前半、サクサクと冷血非道な行いを積み重ねていく辺りは良かった。そっぽ向いてタバコを燻らす天知茂。
酔っ払いとの悶着で、計算高い男がこんなつまらない失敗するかな、とまず冷めた。
そこからバタバタと展開…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事