優等生ホラー。90年代の質感が本当に嬉しい。フォロワーの仰るとーり、トイレの扉から手が伸びるとこ良すぎる。図書室でのシンメトリーな構図、唐突な主観カメラにもハッとさせられる。じっとり湿度の高いホラー…
>>続きを読む「なぜ怪奇現象が起きるのか?それは学校だから」という解決不能な絶望の中で、しかし人としての温かさを保ち続けるのが鶴田法男の作家性である。黒沢清とは似て非なる、霊的な湿度を持ったドリーショット(つまり…
>>続きを読むカメラワークや建築の遠景からの捉え方、空間の余白に美学のある作品。これがビデオとして流通していたのには驚嘆した。
主人公の孤独や不安が説明台詞でなく、会話のニュアンスや撮影方法から伝わってくる上手…
初見。貴重なデジタルニューマスター上映&監督と出演者のトークに立ち会えた。
原作は40年近く前に読んでアゲハ蝶の幼虫がぎっちり詰まった弁当箱を隠しながらコソコソ食べる不気味な同級生の話が強烈に印象に…