旅立ち 〜足寄より〜の作品情報・感想・評価

旅立ち 〜足寄より〜2008年製作の映画)

製作国:

上映時間:112分

ジャンル:

3.8

「旅立ち 〜足寄より〜」に投稿された感想・評価

松山千春さんが歌手としてデビューする
までの経緯を初めて知りました。さらに
彼が生まれ育った北海道の足寄をあしょ
ろと読むことも恥ずかしながら同様です。
松山さんの才能を見いだしてくれた恩師
の様な存在との出会いが無ければきっと
歌手「松山千春」は誕生しなかったので
しょう。性格に難があった彼を根気よく
見守り続けたひたむきな心が胸を打ちま
す。暴走しかねない荒馬を手なずけ乗り
こなすカウボーイ。はたまた共に喜びや
苦しみを味わう実の兄の様にも映りまし
た。とにかく松山さんにとってなくては
ならない存在だったのです。二人が紡い
だ強い信頼関係が松山さんがスターへと
歩む道のりを切り開いたと言っていいで
しょう。「この人なら信じられる」そう
思える人と出会えるかどうかで人生は大
きく変わる。特に迷える若い世代には自
身の歩むべき先に正しくリードしてくれ
る道しるべが必要なのです。

最後のコンサートの場面でボロボロに泣
きました。自然発生的に巻き起こる観客
の合唱、松山さんの切ない思いをみんな
感じ取ってくれたんだ。もうなんとも言
えないこの一体感。やっぱり音楽ってそ
してライブってなんて素晴らしいのかと
改めて思いました。
ただでさえミュージシャンの伝記物が好きな私。
しかも我が北海道”松山千春”のデビューを描いた、恩師、竹田健二との師弟を超えた物語と聞いたら今作を観ない訳にはいきません。

昭和50年代の町並みはなんだか懐かしい。
私の故郷は富良野ですが、似ているんだな足寄の風景も・・・
言葉は悪いが人情味のある千春、ぶっきらぼうな父さん(泉谷しげる)、そしてあの握り飯もなんだか温かい。

勿論、本作には数多くの千春の歌が挿入されています。
鑑賞のお供に、アルバム『旅立ち~足寄より~』は必須アイテム。

千春を演じた大東俊介の熱演はお見事でした。
歯に衣着せぬ語り口が今の松山千春にそっくり。
きっとデビュー当時の振る舞いがこうだったのであろうと思わせてしまう。

ライブシーンは吹き替えになるのですが、吹き替えは松山千春が歌う当時の声。
それに重ねる北海道の自然、足寄の町並み。
父を、仲間を、地元を大切にするその気持ちも曲から伝わりました。
そう。「大空と大地の中で」から・・・

本当に彼の歌には”生命力”がこもっていた。
終盤にかけて、どっと感動が押し寄せます。

この作品、松山千春ファンの方には勿論ですが、
これから何かを始める、新しいスタートを迎えるって方にも是非観て欲しいです。

北海道では彼のコンサートチケットの倍率は非常に高い、まさにプラチナチケット。
そうそう。今でもコンサートには一輪の薔薇を飾るそうです。

今は自粛境遇ですが、「落ち着いたら何したいリスト」に彼のコンサートの参加を加えようと思います。
ザン

ザンの感想・評価

3.6
松山千春のルーツ。歌はもちろん、飾らない人間味が魅力だ。初期の歌では「季節の中で」とかもいい。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.9
今朝の北海道での大地震を受けて、思わず本作を投稿_(._.)_

あの松山千春が全国区でブレイクする前の、北海道でのデビューからの活躍と・・・影で支えた恩人のディレクターとの絆の物語で、23歳の時に書き下ろした唯一の自伝の映画化。

実は珍しく原作は幼い頃に読み、殆ど忘れての鑑賞も・・・冒頭のパトカーから降りてきたニッカボッカ姿を見て思い出し、後はもう二人三脚の逸話をただただ見守るだけでしたね。

まぁ、映画としては特別はなく、真摯に素材で勝負してるので、古臭さは否めずで物足りなさもあるだろうし・・・キャストもイメージとは違ってましたが、途中からは問題なく見れ、やはりクライマックスのライブシーンはイメージを超えて、唸って見入ってましたね。

うん、髪がふさふさの若かりし松山千春の曲は、拙者みたいな田舎者には沁み入るコトが多くて、素晴らしき牧歌的な名作は多いかと。

キャストでは、売り出し中の大東駿介・・・"はんかくさ"
くなく熱演してます。
☆☆☆★★

2009年2月2日 シネマート新宿/シアター1
この映画を観た後に訪れた足寄は最高だった。千春のまっすぐな生き方に胸が熱くなる。
にんな

にんなの感想・評価

3.1
職場の熱烈千春ファンのおじさんが貸してくれた。ぶっちゃけ、クサいお話ですが、ここまで徹底していれば男の泥臭い不器用さもまた輝きます。男同士の絆が描かれていて、女の私には不思議に思えるところもあって新鮮だった。主演の大東くんは北海道出身なのか知らないのですが、北海道弁の感じがよく出てて道民の私はくすりとしました(笑)
えりみ

えりみの感想・評価

4.3
松山千春は世代じゃないのでピンときませんが、北海道は大好きです♪

この映画よかった。
松山千春本人が出演することはない(最後にコメントの声だけ出演はあるんやけど、これがまたいい)。
フォーク音楽祭札幌大会の歌とかは当時の音源だとか。
松山千春の歌と北海道の風景の映像が一緒になると、ほんまに「松山千春は故郷を愛してるんやなぁ」と思わせる。
当時の時代の雰囲気もよく出ているように見えるし、なにより萩原聖人が光ってる!
主役の男の子もええ感じやけど。

竹田さんが亡くなったときのコンサートの「旅立ち」。
あの音源は当時のもの?俳優さんの演技?どっち??
どちらにせよ号泣。
おかみ

おかみの感想・評価

3.5
松山千春の自伝を映画化したもの!!!作中のBGMは千春づくし♪北海道:足寄の大自然が盛りだくさん!!!松山千春ファンは観るしかないですねっ(`・ω・´) 泣けますよっ(T^T)
ラジオ黄金時代

 STVラジオが無ければ松山千春は無かった。
一介のディレクターがお祝いにマーティンD28を贈ったのには驚く。彼は本気だったんだろう。