馬小舎の令嬢の作品情報・感想・評価

馬小舎の令嬢1991年製作の映画)

製作国:

上映時間:58分

4.3

『馬小舎の令嬢』に投稿された感想・評価

果糖

果糖の感想・評価

3.5
ビジュアル最高で、思い返してみるとわりといい映画だった気がしてくる。

この世の終わりみたいな夕暮れと海。不気味なマネキン。霊魂の入った鏡。馬の標本。α波。バイオリズム。いつも以上にシュールなイメージと過激な暴力の洪水。馬と交信できる少女と「静寂」を録りたい音効技師が海…

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馬の声が聴こえる女と、この世が終わる瞬間の静寂の音を撮りたい音効技師の男。

砂浜に突き刺さる多数のマネキン、異質な雰囲気を醸すアート集団。
浜辺に刺さる大量のマネキン(アート)
暴行されるタイミングの馬の鳴き声がなんともこわい
割れた鏡にうつる狂気のシーンもすっごい
一

一の感想・評価

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『馬と女と犬』につづく馬モノ。オープニングから炸裂している佐藤寿保×夢野史郎の世界に身を委ねるよりない。"静寂"を録音する音効技師(リュック・フェラーリの『ほとんど何もない』を思い出す)、バイオリズ…

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黒薔薇昇天やミッドナイトクロスなど、音効さんが出てくる映画は大体面白い。海岸にマネキン刺さってるだけで満点。海岸+マネキン=マニアック?

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