につつまれての作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『につつまれて』に投稿された感想・評価

KSat

KSatの感想・評価

3.4

初河瀬直美。河瀬直美が、一度も会ったことがない父を探して彷徨う中編セルフドキュメンタリー。

河瀬直美引越しし過ぎやろ、、、昔済んだ住所を読み上げながら、その場所の細部を映していくところは、無機性と…

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これも河瀨の出自にまつわる重要な作品。電話の待機音のバックに河瀨の写真が挿入されていたり、鏡に映る自分や影といった被写体として自身を映さないのには彼女の「喪失」が関係していそう。
牧史郎

牧史郎の感想・評価

3.5

『きゃからばあ』と並んで見たけどレビューし忘れていた。ここから始まったんだなぁ……という感じ。また見たい。

佐藤真『SELF AND OTHERS』
庵野秀明の旧劇場版の実写パート
平野勝之初期作…

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o

oの感想・評価

-

縦横 横縦

本当に好きだ

なんで木々は風に揺れるんやろう
風と木は感じ合ってる
私ももう少し自然になれたら
こんなに心地よくなれるのに
お父さんもここでこんなこと感じてたんやって思う
イトウ

イトウの感想・評価

4.2
大学の時授業で観てたけど久しぶりに観たらやっぱ河瀬すげ〜
いいな〜こういうのだよな〜と悔しい

離婚した両親と生き別れ、祖父母に育てられた河瀬のセルフドキュメンタリーであり、デビュー作品でもある。古い写真から人生を遡り、両親のその後を戸籍から辿って行く。昔の河瀬を写した写真の中の彼女に屈託は見…

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MarySue

MarySueの感想・評価

-

今年の東京オリンピックの記録映画を撮ることになっている河瀬直美監督のセルフドキュメンタリー映画。

子供の頃に離婚して生き別れになった両親を探す河瀬監督。薄情な親だと養母に毒づかれながらも、監督は真…

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序盤が特に好き。
問題提示。写真的表現で孤独さ。食い入るように見つめる撮影。


エヴァの最終章を思わせるような、断片をつなぎ合わせた精神世界に入っていくような。
時空間ではない、精神世界ともいうべ…

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初ドキュメンタリー作品なのか、手探りでやっている感じがよかった。手探りだからこそ純粋に母や父と向き合えたのかな
【纏めて『萌の朱雀』欄で】表現と自己出自への執着、どっちが上回ってるのか、作家とは怖い存在。
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