につつまれての作品情報・感想・評価

につつまれて1995年製作の映画)

製作国:

上映時間:40分

3.5

「につつまれて」に投稿された感想・評価

kappazusa

kappazusaの感想・評価

5.0
Just because she wanted to touch her, she went out to touch her face. Just it is, just warm.
sunaon

sunaonの感想・評価

4.0
最後思わず泣ける。モノローグも悪くないが最後のリアリティには勝てない。アンテナや病院の屋上が早回しによって蘇ったかの感覚。虫。葉っぱ。
8ミリフィルムから体温が伝わってくる。河瀨直美監督の生き別れた父親を探すドキュメント。自身の寂しそうな表情のポートレイト。個人の記録写真としてだけでなく、古典的な文化まで連想させる奈良の情景。

このレビューはネタバレを含みます

河瀬直美が自身の父をさがす様子を記録した作品。

父との物理的な距離があまり描かれておらず、また捜索する苦労なども見えてこない。
映像はそのときそのときに目に入った花や木々などによって構成され、河瀬直美のモノローグと祖母の声がときおり挿入される。

ラストの父との通話の場面に静かに感動する。
あいまいだった「距離」を飛び越えて一気に2人が繋がる瞬間。
実際に会って顔を見るよりも、電話ごしの声のほうが息づかいが生々しくリアルだなと思う。
電話は切ろうと思えばいつでもすぐに切れるから、そう思うとかなりスリリングな場面なのだ。
いまのスタイルが形成されている源流がわかる。余白の使い方が良い。
am

amの感想・評価

3.7
自身の映像の挟みかた、なんでもないような道の花や洗濯ばさみなどがいちいち綺麗でさみしく、なまなましい。
刺青を掘ったあとライアンマッギンレーのごとく野をかけていく後ろ姿を忘れないとおもう
ほな

ほなの感想・評価

4.1
セルフドキュメンタリーを初めて観たので最初は慣れなかった。
数少ない人と風景と自分自身をもとに構成されていて、自分の父親に会いに行く。映像表現の仕方が不思議だった。自分自身について映像化するのはすごい難しいと感じた。自分自身が不確かな存在であり、それを確かなものにしたい気持ちは共感出来た。