FLASHの作品情報・感想・評価

FLASH2014年製作の映画)

製作国:

上映時間:25分

3.9

監督

『FLASH』に投稿された感想・評価

結露したまんまの鉄道車窓を撮って、そこにいろんな人(子供とか)の語りを載せた作り。子供の声がアナと雪の女王の「ありのーままのー」と歌うところで観客である自分との接点がもててハッとした
溺死
1.5
短編集でいちばんつまんなかった。光によって背景が見え隠れする列車の、汚れのついた窓をワンカット。小田香の「メッセージ」の表現方法、私はあんま好きじゃない。本作は特に。
葛木
5.0

サラエボからザグレブまでの長距離列車。

・シミだらけの車窓
・森が流れて幼少の記憶
・カメラの影
・電車の中にいるときは色んなことを考えてる
・ビリーヴ

反射でカメラが映ることも厭わない姿勢を見…

>>続きを読む
けい
4.0

自分も電車でこういう動画の撮り方良くしてしまうけど、できるだけ反射がないように窓にカメラを近づける気がする。

本作はむしろ窓から距離をとって、反射する反対側の風景、そして撮影者である自分が見え隠れ…

>>続きを読む
4.5
このレビューはネタバレを含みます

凄い。
映像は時間の編集していないのか。他の人のレヴューを読むと長い素材を編集していると書いてある。それにしても視点が1つで変わってないのに見え方が変化する。
色と音声はいじってそう。
ガラスの汚れ…

>>続きを読む
nkmr
-
ワンカットの中で幾重にも重ねられるレイヤー。車窓の汚れ、街並み、ボックスシート。
k
-
しみが広がる窓に外と内の景色が映り、「最初の記憶」を語る音声、さらに字幕が重なる。
奇跡みたいなワンカットに感動した。
小田香作品で1番好き。

サラエボからザグレブへ向かう列車の車窓から、重なり合う複数のレイヤーを通して。「千のイメージ」を。「ドキュメンタリーとフィクションを織り交ぜたロードストーリーとして」。・・・あなたに触れる、「イメー…

>>続きを読む
4.5

車窓のシミとそこに反射する車内、窓の外に広がる風景という複数のイメージの重ね合わせが、記憶と他者性についての重層的な考察を表現した良作でした。
イメージを重層的に重ね合わせて、そのレイヤー同士を意味…

>>続きを読む
3.5

サラエボ-ザグレブ間の長距離列車での旅の記録に過去の記憶語りが字幕として重なる。窓には幾つものイメージが重なり、差し込む光が窓の汚れのパターンすら瞬間ごとに変化させていく(ときに曇りとして、ときに無…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事