9人の翻訳家 囚われたベストセラーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

【文学の冒涜】

「ページを開けば世界はあふれ出す」

大人気小説の最終版が世界に発信される前、9か国同時発売のため、9人の翻訳者が一か所に集められ、翻訳作業を開始する。
しかし、しばらくすると…

• #Filmarks的常識人!
• #kiritoの2020年公開映画
• #オルガキュリレンコが007というのが感慨深い

どんでん返し続きで面白かったです、最後の方は答えが予測できてもワクワクする
主犯の先の先まで読める頭の良さには感心するが、巻き込まれた人々は大迷惑でしかなく、あまりに自分本位なので納得感はない…が、…

キャッチコピーに惹かれたので
初めはあまり楽しくないと思っていたのですが、犯人が分かった辺りからどんどん楽しくなってきます。
綺麗なトリックを事細かく説明してくれるのですが、そこからまたトリックがあ…

ちょっと思っていたのと違った。
表紙の画像にあるような閉ざされた環境での密室ミステリーだと思うじゃないですか。
実際はあの状況は3分も続かないんですね。
どうどんでん返しして観客をビックリさせるか。…

王道ミステリーで、サクッと観られる長さとテンポ感（特に後半）がちょうどいいです。

フランス語の響きや登場人物たちの洗練されたやり取りも相まって、とにかく全体的におしゃれでした。

派手すぎないけど…