姿なき殺人者の作品情報・感想・評価・動画配信

「姿なき殺人者」に投稿された感想・評価

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Rの感想・評価

3.5
原作はアガサ・クリスティの超有名な『そして誰もいなくなった』である。

オーストリアの山の上の古城に招待された10人の客は、過去に何かしら秘密を抱えた人達である。

原題が『TEN LITTLE INDIANS』(10人の小さなインディアン)であり、テーブルの上に置かれた10人のインディアン人形が、一人ずつ殺されていくと、人形も一体ずつ減っていく。

60年代のミステリー映画であるが、結構面白かった。
"ミステリーの女王"アガサ・クリスティのベストセラー小説『そして誰もいなくなった』を第二次世界大戦でアメリカに逃れていたルネ・クレールが最初に映画化した『そして誰もいなくなった』(And Then There Were None、1945🇺🇸)、英国でジョージ・ポロックがリメイクした『姿なき殺人者』(Ten Little Indians、1965🇬🇧)の2作を比較しながら再鑑賞と初見しましたが、どちらも面白かった。

クレール版は海の孤島の山荘、ポロック版は雪の山荘とロケーションは異なるが、どちらも逃げ場のない屋敷に招かれたある共通の過去を持つ8人と山荘の管理人夫婦の計10人に謎の死が待ち受けているミステリー。


アメリカの童謡「10人のインディアン」の歌のように館に呼ばれた人が一人一人と歌詞にあわせて死んでいく。…そしてテーブル上のインディアン人形も一体ずつ破壊されていく…。はたして犯人は誰だ?(途中でこれもわかる😂)


クレール版はブラックなストーリーなのに最後のオチなどコメディ要素もある反面、殺人トリックの種明かしはあっさり省略した感じ。ポラック版は殺人場面の描写やセリフも聞きやすく、英国らしい生真面目な演出が効いていて、同じ小説の映画化でも二度楽しめました。
アガサ ・クリスティの小説
「そして誰もいなくなった」2度目の映画化
設定がオーストリアの雪山の豪邸に変わってます

もう何度も映画化、ドラマ化されている作品なので説明無用でしょう
あらすじはほぼ原作通り
原題である「10人のインディアン」という童謡にそって、ひとりずつ殺されていき、最後は…

原作を読んだ時に思った
「そんなに上手くいくかぁ」
と思われる連続殺人をどのように納得いく映像化しているか興味があるので犯人がわかっていても見てしまいます

『ゴールドフィンガー』のボンドガール、シャーリー・イートンが出演しているのでチャラく思われがちですが、60年代的なオサレな演出とBGMでなかなかよかったと思います

ラストについては原作版と戯曲版があります
さて本作はどちらでしょうか🤗
アガサ・クリスティの小説
「そして誰もいなくなった」が原作🎬

また犯人全然分からんかったな🤔
でも正直登場人物が多いし
まさかのこの人が!というインパクトは
ちょっと薄く感じたかも🤔
それは自分の理解力の問題やけど😦笑

それでも1人1人死んでいって
次は誰が!?とハラハラするし
ラストもどうなるのかと見入った🤤
may

mayの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

最後の猫がかわいいので100点です。
ルネ・クレール版の方が好き。だけどやっぱり面白い!
hideharu

hideharuの感想・評価

2.5
2019.3.30 DVDで鑑賞。

クリスティーの映像化作品はいろいろ見ています。でも原作は1冊も読んだことないです。登場人物が多すぎて名前を覚えられないから。
ですから本作も原作は未読のままです。でも「そして誰もいなくなった」はBBCドラマ版の方を去年見たので本作が自分にとっては2本目となります。

まず90分という短さなのでサクッと見れて程よく楽しめましたが、やはり無理に詰めた感は拭えませんね。自分の罪について語った者から都合良く殺されていくので「そりゃないよ」と思っていると後半は少しは趣向を凝らしてはいましたけど。BBC版の犯人を覚えていたのでやはりあの人物が犯人かと思っていましたがやはり工夫はしているのですね。
自分はナカナカのオチだとは思いました。ただ犯人の動機が嘘っぽいですけど。イギリス映画ながらハリウッド的なエンディングで後味はサッパリながら、フッと思ったのは生存者はどうやって山を降りるのでしょう?

あと英語ではロープウェイって言わないんですよ。ケーブルカーなんですね。
過去鑑賞
傑作とまでは言わないけど楽しめました。
確認もかねまた機会があったら観たいな。
「そして誰もいなくなった」
のジョージ・ポロック版。

ルネ・クレール版は
全体的にユーモアが効いてて、
最後急にキャッキャッして
THE ENDになるのが凄く好きで。

こっちは全体的にカッチリ
サスペンスしてた。

最後のTHE ENDの猫の画が
良かった。
アガサ・クリスティの傑作ミステリ「そして誰もいなくなった」の2度目の映画化作品。雪深い山岳の洋館のパーティーに招待された8人のゲストと館の使用人夫婦が一人ずつ殺されていく。主演の2人が好きになれなくてちょっとイライラした。見立て殺人は上手く印象付けられていない。軽快な音楽とラストの黒ネコちゃんの箱座りは小粋で好き。クライマックスの首吊りロープの見せ方が鮮やか。
2017.9.30 DVD(字幕)
閉ざされた空間。
一体ずつ減っていく十体のインディアン人形。
果たして最後まで生き残るのは誰なのか?
彼らを招いた館の主人の正体は?
推理小説界に燦然と輝く名作『そして誰もいなくなった』をアレンジして描かれた物語。

今更、僕ごときが書く内容ではありませんが。
『そして誰もいなくなった』は誰もが認める本格推理小説。ミステリファンの末席に連ねる身としては、“この名作を基にしている”と聞けば鑑賞するのは義務に等しいわけです。

だから、事前に芳しくない評価を耳にしても。
言い訳と脳内補完を駆使する“依怙贔屓200%の鑑賞方法”で臨めば大丈夫!

というわけで。
たとえば、まるで学芸会のような殺人場面も。
本作の主眼は謎解きですからね。殺人場面に現実感とか重厚さとか緊迫した雰囲気は不要なのです。また、製作年代(1965年)を考えたら、こういう演出でも仕方がないのです。大切なのは“どのような手段で死んだのか?”なのです。

たとえば、緊迫感の欠片もない音楽も。
本作の主眼は謎解きですからね。脳細胞を回転させるためには落ち着いた環境が必要なのです。だから、ほんわかした音楽は、観客が論理的な思考と向き合うためには最適なのです。大切なのは“思考に至る証拠が何処に存在するか?”なのです。

たとえば、物語としては不要に思えるお色気も。
これは重要なヒントなのかもしれません。何せ尺が短い(上映時間90分超)のに、わざわざ描写するのですからね。安易なサービスシーンではなく、製作者の高度な判断により描かれた伏線の可能性もあります。大切なのは“マザーグースの童謡は何を謡ったか?”なのです。

まあ、そんなわけで。
何よりも本作で一番嬉しいのは、あの名作を映像化するという心意気。登場人物や舞台の設定は変わっても、原作の持つエキスを再現しようとしている努力は見えますので、やはり低い評価は付け辛いのです。

だから、出来得ることならば。
小学生向けの『推理クイズ』を映像化…くらいの感覚で鑑賞するのが良いのでしょう。犯人の正体を論理的に導き出しても良し。直観で答えても良し。惨劇の向こう側に残るのは誰か?能動的に推理すると楽しめる作品だと思います。
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