🌙2025.01.31_32
それは水のようで、電気のようで
冷蔵庫の唸りのような
102分に及ダグニーの走馬灯。
恐らくメルトダウンによって亡くなったダグニー。きっと走馬灯ってこんな風に何気な…
なんの前触れもなく突然訪れる"死"。
(おそらく原発のメルトダウンによる核爆発)
ノルウェーに住む主人公ダグニーの、その瞬間に見る一瞬の走馬灯を102分で体験するような作品。
それは水のようで、…
時間の流れがよい。
死に際に思い出すのは、本当に日常のなんてことないシーンだと思う。この点がリアル。
また、文化が違っても、人との関わり方に共通点がたくさんあるのも不思議。
妹との絶妙な距離感だとか…
セリフの意味がさっぱりわからん。
情報量が少なすぎて相関関係も理解できず。
なんか知らんが別れを描いた内容というのだけはわかった。
映像が驚くほど美しい。
テーマも相まってちょっともの悲しい。
な…
空気の冷たさが伝わってくる映像
心地よい音楽
ゆったりと進むストーリー
で油断していたら、
途中“怖っ!”って声が出たよ。
ダグニーが感じている孤独とBrentが感じている孤独は別次元の“孤独”だ…
孤独だけど未来はあるの 間違えないで 私は模索中
苔 銅のように波打つ湖面 アスファルトの亀裂から立ち上る泡 カーペットの熊 蛍光灯のつめたい白さ
すれ違いのやり切れなさも答えの出ない問いもいつ…