この映画において、カミュは自分の心や感情に忠実に人生を送ったように見える。それを実践することは、周囲との摩擦や無理解を呼び起こし神経をすり減らしていたように思えた。
大きな物語に固執せず、教条的にな…
このレビューはネタバレを含みます
淡々としたトーンで、カミュの寡黙な生き方と合っていたと思う。幕切れがあっけなさすぎたけど、ありのまま人生にこれが起きたのだからと思うとやるせなさも。
『最初の人間』をさわりだけでも読んでいたので、わ…
「ペスト」「異邦人」などの小説で知られるノーベル賞作家、アルベールカミュの半生の映画。描かれているのは、妻や愛人との女性関係が映画の主要部分であり、カミュの家族・私生活についての情報は得られる。作家…
>>続きを読むスマン。このノーベル文学賞作家の『異邦人』を読んだくらいじゃ、とても太刀打ちできない敷居の高さ。当時のアルジェリア政情についてもチンプンカンプンだし。ていうか、これを観て「じゃあ他の作品読んでみよう…
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