人々の汗の映画。クロースアップの顔に滴り、着衣に滲む。暑苦しさの描写でもあるし、人間が肉体を持っていることを表してもいる。マストロヤンニの顔芸をもってしてもカミュ作品の「不条理」というテーマはあまり…
>>続きを読むヴィスコンティがカミュの異邦人を忠実に映画化。まとわりつくような暑さとぎらつく太陽。主人公ムルソーの内部の空虚と矛盾をマストロヤンニの名演技で魅せます。
Caffè Latteでも飲む?ってセリフ…
【太陽が眩しかったから】
ルキノ・ヴィスコンティ監督×アルベール・カミュ原作×マルチェロ・マストロヤンニ×アンナ・カリーナ共演の作品
〈あらすじ〉
1930年代のアルジェにて、殺人の罪で裁判にか…
カミュの読者はママが鬱陶しいスネかじり世代が多かっただろう。だから「太陽眩しいぜ」だの「今日、ママが死んだ」なんて若者でなきゃ言えなそうなセリフに感じてしまう向きが多いのではないか。
マストロヤ…
スコア4.5以上・・・超傑作!超おすすめ!
4.0〜4.4・・・名作。おすすめ。
3.0〜3.9・・・お暇ならいいと思います。
2.0〜2.9・・・僕はあんまり、でした。
1.9以下・・・時間の無駄…
1967年のルキノ・ヴィスコンティ監督作品。高校の時に名画座で観たんだけど、これが私が初めて観たヴィスコンティ監督作品ということになるのかな。
もっとも当時の私はヴィスコンティの名前すら知らなくて…
ルキノ・ヴィスコンティ監督が、不条理の哲学を打ち出した・アルベール・カミュの原作小説を独自の解釈をすることなく真正面から映画化しました。
母の訃報を知りアルジェリアのアルジェから母の養老院がある…