わたしの叔父さんのネタバレレビュー・内容・結末

BGMや他人との会話、主人公の表情の変化などを削ぎ落とした映画で、より自分たちの日常に近い空気感で物語が進んでいく。

無駄なものがないから、伝わってくるものが主人公の心そのもののような感じがしてと…

冒頭がドキュメンタリーのようで生活音が心地よかった。

今だけを見るとクリスに、もっと外の世界に触れて欲しいと思うけど、クリスが叔父さんに依存してしまう気持ちも分かる。父を失い、辛かった時に叔父さん…

永遠ではないからこその選択っていう話。

EUの取り決めでデンマークの小規模農家は2026年に閉鎖されることが決まっていて、それと同様に、老年の叔父さんとの生活、酪農家としての生活に終わりはもう見え…

糸が複雑に絡み合っている感じ……
親でも祖父でもなく全くの他人でもない、叔父さん。その微妙な距離感が微笑ましくもあり、すれ違ってしまう原因でもある気がした。

二人とも優しい。相手のことを考えている…

ほとんど登場人物の背景説明ないので、色々想像するしかない。
主人公が、ここまで伯父さんを大事に思う理由はなんだろう？
自死した父親に性的ＤＶ受けてたのかなぁ。
いつか自分の好きな人生送れるように願わ…

クリスには外の世界へ踏み出そうとしたことを後悔してほしくないなと思いました。
別にクリスが夢をみたから叔父さんが倒れたのではないし、クリスがずっとそばにいたとしてもいつか叔父さんはいなくなってしまう…

私のように，映画をはじめとした創作物全般に強い物語性を求める人にとっては評価しづらいのが本作のような日常を、それも淡々と描いた作品．こんばんわ．三遊亭呼延灼です．平均よりもスコアは低いですが，それは…

言葉少なだけど、ふたりの家族としての愛、見守る人々の愛、クリスの葛藤がとても伝わってきた。
映画に対してはっきりとした結末や理想を求めがちだけれど、人生の分岐点や過程をそっと描く作品も良いものだと感…