以前も見たが、今回はしっかりと見た。
取材許可に6年、密着2年のドキュメンタリー。
「あたらしい刑務所」
撮影をはじめたのが2014年、今だと10年経つ。
黄色が印象的🟡
対話をベースにするプログラ…
2008年に開所した、PFI方式(≒官民協働)で運営される刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」。
そこでは、受刑者同士の対話により内省を促し、更生に導く「TC(Therapeutic Commu…
対話の質が大切かを再認識しました。
「凄惨な幼少期や体験をしてしまったから。或いは受刑者だから。」という感想を見ると「自分とは違う」という分断的思考のように感じます。
それって受刑者に対して、良く…
感想!研究では、女性視点で見がちだから、すこし見方がかわった。二、三歩下がって見られる感じ。わたしは泣いてばかりいないで足とか手とか頭とかを動かせよ。傷つきの連鎖を知っている人が、たくさんいる世の中…
>>続きを読む心理療法の可能性を感じた。
「罪を犯した人」以上のその人を見つめようと思う人間がいわゆる「一般社会」の中にどれだけいるんだろう。
一人の人間としてその人自身を受けとめたり、その人の語る言葉の手触…
海外の刑務所の話を聞く度に日本の刑務所の体制的な古さと人権の扱いの危うさを感じていたので、ここはかなり進んだ場所に思えた。建築年数が新しいのも大きいと思いますが、初犯の囚人の専門施設だからこそ、心に…
>>続きを読むTCユニットを受講することを望む全ての人が受けることできる社会にしていきたいと思った。
以下、自分用のメモ
・TCユニット=対話を基本にした教育特化プログラム
・基本的に取材班は声かけ禁止、外から…
受刑者の社会復帰は、今まで当たり前のように支援されてこなかったんだな、という制度の根本的な欠陥に気づいた。受刑者の語りを聴かなければ、彼らが罪を犯す理由が社会的に作られることを断言できなかったと思う…
>>続きを読む(C)2019 Kaori Sakagami