このレビューはネタバレを含みます
ゲイの純愛もの。出会って、別れて、戻って、愛を確かめ合うまで。
沖縄の島が舞台。
間借りしている小説家駿と、母子家庭だった上に母を亡くしてしまった少年実央。
駿は物憂げに海辺のベンチに座る実央が…
惜しい。これは60分でまとまる話じゃない気がするなー。展開がポンポン進みすぎてキャラに感情移入しづらかった。
12話構成とかにしてしっかりとキャラの深掘りとかバックグラウンドを描いた方がもっと面白い…
作画の芝居や美術が気合い入ってこまかい分、なんで声の演技はこんなにドラマCDみたいなわかりやすさなんだよ……と思いながら見てしまった。
キャラデザが濃いめなのもあり、もっと絵を信用した演技でよかった…
話は王道な純愛BLだが、沖縄を舞台にしたアニメーション映像が驚くほどに美しい……。鮮やかな色彩やシンメトリー構図がとても印象的、1時間尺だからこそワンカット毎に奮えるリソース量が多かったんだろうな。…
>>続きを読む祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会