ミッドナイトに姿が戻るオデット
この映画と白鳥の湖の親和性ったらもう。
バレエが性別の溝が深いのがまたメランコリック。
「彼らが本気で編むときは」や「チョコレートドーナツ」を思い出した。
だから…
深い愛情に触れて心揺さぶられる。
凪沙(草彅剛さん)と一果(服部樹咲)の擬似親子の関係描写が素晴らしく時と共に深まっていく2人の心情変化と数々のバレエ描写に私自身の感情も深く揺さぶられた次第。
…
痛いほどの絶望が絶え間なくじわじわと伝わってくる。
理想と現実のギャップ、身体と心の相違、ちぐはぐな関係、なんかもう全部が苦しい。
「なんで私だけがこんな目に」を全員が思ってる。みんな必死に生きて…
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