今回のようなヒューマンドラマ風の映画を映画館で観たのは初めてでした。
モロッコが舞台のストーリーも初めてでしたし、イスラーム社会の未婚女性が身重になることに対する厳しさも初めて知りました。
ラス…
ずっと静かで抑えた描写なのだけど、それが女たちの抑圧を表しているようで、じわじわと沁みるような共感があった。
日本でも同じことはたくさん起きているけど、何度でも言いたい。妊娠は女だけの問題じゃない、…
2025年26本目。モロッコの女性
(というかイスラム圏の女性)
生きづらいだろうなあ…と思いつつ、
そこまで辛過ぎない映画で良かった。
ワルダが終始良い子で可愛い。
最後はどうなったんだろうか…。…
終始静かに物語が進み、大きな展開はない。
一部サミアを差別する描写もあるが、サンドイッチ屋の男性、釜戸でパンを焼く男性、スルマニ、ワルダ、アブラ、優しい人たちの存在も確かにあって苦しくなりすぎなか…
静かな映画、ハッキリと描かない部分も多いが、個人的にはほどよい。
料理や食べ物は、初めて見る名前ばかりで面白かった。手で細長く生地を伸ばすルジザは(手延べそうめんやん!)と思った。
どんどんお店に並…
洋画を観る際、その国の背景を知らないと理解が難しいと感じることがあります。今回もまさにそうで、モロッコの価値観や宗教観を調べて、ようやく未婚の妊婦に対する社会の扱いについて少し理解が深まりました。
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