みんな自分が倒れない様に知らず知らずに心の深いところにつっかえ棒を立ててて、それが崩れないように頑張って、仮の自分を組み上げて、いつの間にかそれが本物であるかの様に自分が支配されてしまう。
何かのき…
吉田監督はそれぞれの人物に共感させるのがとても上手いな〜。
もし、娘を亡くしてなかったら
相変わらず威圧的な父親のままだろう、後悔が人を責める方に回らせるんだろう。
最初に轢いてしまった娘さんには…
まず、少女を殺したのは
万引きしているところを追いかけ回した店長でもなく、車で轢き飛ばしてしまった女性でもなく
両親だと思う
自分勝手乱暴に振る舞い、娘の言葉に耳を傾けることすらしなかった父親
そん…
なるようにしかならない。
前半部分に露悪さを感じるところはいくつかあったけれど、後半の登場人物たちの心の機微の描写はすごく解像度が高かったと思う。
花音に対していくらなんでもそれはないだろってレベ…
誰かを責めることでしか、
自分の悲しみと向き合えない
人間の弱さが痛いほど伝わってくる
正義を振りかざす側にも、
追い詰められる側にも、
それぞれの事情や苦しみがあって、
何が正しいのか簡単には
…
1件の死亡事故によってぽっかり空いた空白を、遺された家族や関係者がどう向き合って(受け入れて)いくか、という話。構造としては上記の通り至極単純で、邦画のいちばん得意とする(と思っている)情緒をめちゃ…
>>続きを読む(C)2021『空白』製作委員会