甲子園:フィールド・オブ・ドリームスの作品情報・感想・評価

甲子園:フィールド・オブ・ドリームス2020年製作の映画)

上映日:2020年08月21日

製作国:

上映時間:94分

4.0

あらすじ

「甲子園:フィールド・オブ・ドリームス」に投稿された感想・評価

上映してる映画館数も少ないし期間も短いけど、観に行ってみました。
やっぱり高校野球っていいな!
コレはぜひDVD化して発売して欲しいとこです。
見せたい人がたくさんいすぎます(笑)
moe

moeの感想・評価

3.6
日本は、集団に配慮する古き良き社会なのか、システムによって雁字搦めにされた暴力性に満ちた軍隊社会なのか…今の社会の在り方は良いのか悪いのか…甲子園に日本の縮図をみる。

原一男監督×山崎エマ監督のトークショー面白かった。
野球愛に満ちた、学生野球風刺映画

高校野球に関わったことのあるすべての人にお勧めできる。
現場のリアル、本質をつけてるから、全く嘘がなく苦しいくらいに共感させられる。

とにかくこの作品が多くの方の目にとまってほしい。
差し込まれているカットが、舞台と関係の無い場所で、ああ足りなかったから追撮したのかと思わせられました。

そもそも、何で横浜隼人が対象になったのかという背景説明が皆無だったので、神奈川県にゆかりのない人がこの作品を鑑賞すると、誤解を招きますね。

またこの作品を野球に詳しい国の方が見たら、まだまだ日本はサムライ、ハラキリ…と思われてしまいますね。

ロバート・ホワイティングの感想が聞いてみたいです。
Pigspearls

Pigspearlsの感想・評価

4.4
日本独自の文化、甲子園×海外クルー×若い女性監督×NHKという奇跡のマリアージュ!

戦後教育の一環として始まった「野球道」を日本人がどのように受け入れ、熱狂してきたのか、そしてどのように変化してゆくのか。

徳島池田高校の蔦監督→神奈川隼人高校の水谷監督→花巻東高校の佐々木監督→大谷翔平→水谷監督の息子…

という、高校野球の歴史のなかのひとつの師弟関係の流れと、日本の歴史が紐付けられながらの説明は、高校野球ファンでなくても理解しやすい!さすが海外OA作品。ありがたい。


かといって観光映画かというと全くそんなことはなく、春の満開の桜や学校のすぐそばを走る新幹線、満員電車のサラリーマン、、日本人ならそれとわかる象徴的な映像が新旧たくさんインサートされているのだけど、ほんとに無駄がない。すごい。

わたし自身は野球のルールもやや怪しいスポーツ音痴なせいか、映像の冒頭、一糸乱れぬ高校球児が日本の軍隊のように見えて、ちょっと引いたんですけども。その違和感も、おそらく監督の思惑通りで。

そこから生身の10代男子と向き合う監督2人の指導哲学の違いや葛藤が見えてきて。

100回目の甲子園というひとつの場所を目指すなかで起きるドラマの随所に泣き、笑い。


さらには、今後、昭和の厳しいスポ根教育が変化してゆくことで、良くも悪くも世の中にいろんな変化が起きるだろうな、と予想させる構成。



すばらしかったです。

監督の矛盾をフェアにとらえる目線、ノーナレでしかし雄弁に語る編集様式はいまの複雑な日本の世の中、時代の感覚を世界に説明するのにとても有効だと思ったし、他のジャンルのドキュメンタリーでも、もっと作品を見てみたいです。期待。
皆さん高校野球は好きですか?お好きでは無い方にお勧めします‼️

僕は、野球少年だったのですが、中学の野球部に入って「坊主頭」にするのがどうしても嫌で、サッカー部に転部した経緯があり、野球が好きではありません🙏

「規律のある集団行動」も苦手だし「気合」「根性」「戦略の無い努力」「がむしゃら」などの精神論は、まったく受け付けないのです。軍隊を想起させる感じも全くダメ😱

でもね、高校生が頑張っている姿は本当に美しいよね。部活に入ると躾が厳しいので礼儀正しい。「くつ」や「ヘルメット」も「ピシッ」と揃っている。自分がするのは嫌だけど、しているのを見るのは好きかも😅

野球はベースボールではなく「野球道」なんだって。野球を通じて「人間性」を高める。そして高校生のプレーに多くの観客が涙を流して感動する。

野球が好きでは無い僕が、この映画を観る事になったきっかけは、監督の山口エマさんのインタビュー動画でした。
好き嫌いがあったとしても、事実として「高校野球」「甲子園」というものが日本にあり、海外からみたら好意的に受け止められる面が多いということ。

その「答え」らしきものを探りたくて鑑賞してきました。
丼

丼の感想・評価

4.0
疲れて元気がないときに本当に定期的に見たい。。

サムライ、日本の部活の理不尽な縦社会、クールジャパン…的な描かれ方ではなくて
若くて才能があって元気な球児たちが
頭も身体も心ももう全部持ち寄ってチームで闘っているところが
こんなに?というぐらいしっかり詰め込まれていた…
こんなリアルな現場や熱量を一体どうやって撮影されたのだろうと考えてしまった。

球児たちの口から哲学的な言葉がたくさん出てきていたのも印象的で、
想像を絶するような大変な練習の中で、いつも自分やチームと向き合っているからこそなのかなと思った。


あと、球児たちが成長していくのにあわせて季節が巡っていく様子が、シーンごとに美しく映されていてすごく良かった。
この映画観たら「今年はコロナだから、甲子園無いのは仕方ない」なんて言えなくなります。

時に、厳しい言葉を浴びせる野球部の監督さん。

浴びせた分だけ、監督さん自身も悩んでそうです。

上映終了後のトークショー、監督の山崎エマさんのお話。

撮影したのは300時間以上、その内使ったのは94分。

撮影も編集も、とても大変そうです。

お話の内容はとても良かったのですが、少し早口過ぎて、ついていくのが大変でした。
甲子園の歴史は、
教育の歴史なんだなぁ

蔦監督→水谷監督→佐々木監督

水谷監督の、昭和の頑固オヤジ感。
そうしか生きられない、まっすぐで純粋な不器用さも感じつつ、
佐々木監督の、盆栽から学び常に変わり続けようとする意志と結果に対比される。

指導者も時代に合わせて変化してくのね。
KeiUmeda

KeiUmedaの感想・評価

4.0
野球経験者プレミアム(ひいき)を差し引いても、良いドキュメンタリー
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