ひゃくはちの作品情報・感想・評価・動画配信

「ひゃくはち」に投稿された感想・評価

ひゃくはちとは、人間の煩悩の数を表す数字であり、同時に野球ボールの縫い目の数でもあるんだそうだ
甲子園にドラマはあるけど、ベンチに入れない補欠選手にも、同じくらいドラマはあるよね
野球強豪高校の補欠選手にスポットをあてたド青春な野球映画
品行方正ではないけど主人公たちは、目標へ向かってまっすぐで、吐くまで練習して、ベンチ入りするため戦略練って神頼みも忘れない
綺麗事だけでは片付けられない人間臭さや泥臭さもつぶさに描いている

「ほんとうはメンバーの誰でもいいから死んでくれって、祈ってるやつがいること忘れないでください」

適度にゆるくて適度に真摯で
後半はもう泣き通しだった
隠れた傑作青春映画
控え選手にスポットをあてた青春映画。自分のことを重ねて胸が熱くなるひとたちもいるはず。
mau

mauの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主演のふたりが素晴らしい。

こんなふうにまっすぐに、人間味があって、でも清々しく生きていきたい。
MAKOCHAN

MAKOCHANの感想・評価

3.5
とても懐かしく昔を思い出した。
寮生活、レギュラー争い、全てがいい経験となり、
20年経った今、レギュラー、控え、ベンチ外、関係なしに3年間の苦楽を共にした最高の仲間です!
わか

わかの感想・評価

3.7
夏のにおいがした
そうそう、こういう映画が観たかった!
いいなあ青春眩しいなあ
特別だよね、彼らの夏って

くっさいんだけどお父さんが喜んでる姿は泣いてしまったよね、くやしい

特別な奇跡も息を呑む事件もないけれど
どこかにあるであろう風景を見せてくれる映画もいいものだなと思いました

来世は高校球児に生まれてきたい
「宇宙兄弟」「聖の青春」などの、「森義隆」監督の長編デビュー作品。

小説を実写化した、ちょっと異色のスポ根映画ですが、めっさ泣けるんですよ、これ。

野球のスポ根映画のテンプレートといえば、「家族の意志を継いで」とか、「ヘッポコ部員の再生」だとか、「怪我を乗り越えてカムバック」なんてとこが、定石と言えるかもしれませんが、この作品の主役は補欠。

「めざせ1勝!」「めざせ甲子園!」ではなく、毎年プロ野球選手を輩出するような、常勝校を舞台に、補欠ならではの苦悩にスポットをあてています。

高校球児のイメージである、スポーツマンシップだとか、清廉潔白な清々しさだとか、聖人君子のような立ち居振る舞いとは違い、時に頭をもたげる悪魔のささやきだとか、綺麗ごとだけでは片付けられない、人間くささや、泥くささが、つぶさに描かれています。

だからと言って、卑怯な手口や陰湿なやり口ではなく、あくまでも正々堂々、青春一直線、「でも分かるよ、人間だもの」。

たとえば、野球少年の夢の舞台「甲子園」、ベンチ入りできるメンバーって18人ですかね?今は20人なのかな?

仮に20人で考えた場合に、極端なハナシ、野球部員が21人だとしたら、たった一人がスタンドからの応援という、話しかけることすらままならないような縮図が完成します。

でも、「その一人」はまわりの空気を読んで、明るく振る舞い、部員を鼓舞したり、お守りなんか作っちゃったり、応援団長を買って出ちゃったり、しかもそれが3年生ともなると、報道機関は美談として紹介し、世間はその姿に感動。

もし自分が「その一人」になったとしたら、心のどこかで「誰か怪我してくれたら」って、イチミリも考えないかと言ったら、ウソになるんじゃないかと思うのです。

3年間みんなと同じ時間、もしくはそれ以上に汗と涙を流して、泥にまみれてきた、報われなかった、悔しい、よっしゃ、切り替えて応援だ!

少なくとも、私だったら無理だったろうなー。

思うよやっぱり、「誰かが」「あいつよりも」。

人によるのかな?

「21番目でいい」という生き方が出来る人とか?

逆に「誰かが怪我してくれたら」なんて発想ができちゃう時点で、他の20人に負けているんだろうか?

レギュラーとか、控えとか考えずに、「野球が好き」という気持ちだけで努力していたら、21人目の結果も受け入れられるのかな?

仮にチームが優勝して、宿舎でみんなからメダルをかけられたり、優勝杯なんて持たされようものなら、「捨てたろか!」くらいの気持ちになったかもしれないな、私は。

さすがにこの年齢になると、「いい経験、その後の人生の糧になる」と思えてくるし、他人には「財産になる」なんて言っちゃうかもしれないけれど、リアルではキツイ、いたたまれない。

今年もコロナ渦で、いろんな大会が中止になってしまって、「この経験を_」なんつったりしてるけど、本当にそう思えるのは数年後じゃないのかなー。

と、作品のレビューとは言い難いものになってしまいましたが、そんな人間ならではの、不謹慎とも言える感情を土台に描かれている作品なので、野球というスポーツとは切り離した世界で考察できます。

当然ながら、野球のルールが分からなくても、感情移入できると思いますし、自分の経験を当てはめて鑑賞することも可能だと思います。

私は剣道をやっていたのですが、2軍の大将レベルという、ビミョーなラインにいたので、1軍の3年生が妬ましかったり、2軍に入ってくる2年生が疎ましかったりと、共感できる部分がありました。

もちろん、部活の経験の有無に関わらず、是非ご覧になっていただきたい、オススメの一本です。

前半が冗長に感じるかもしれませんが、映画的な技術は、この際どうでもよくて、単純に気持ちが揺さぶられて嗚咽してしまう、この作品が好きです。

記憶が朧ですが、私の引退試合になった大会は、トーナメント戦で、1軍と2軍の同校対決になってしまい、私は2軍の副将として出場し、チームは負けたものの、自分は勝って終わったことを思い出します。

次の日、笑って「参った」と言いに来た、園畑くん、元気かね?

あれは負けてくれたのかな?
m

mの感想・評価

4.2
何度観ても泣ける。
2人の主演のなんと瑞々しいこと。
そして若さの美しさと残酷さ。
強豪校って、今まで挫折を知らなかった子たちばかりで、さらに光る子もいれば陰になる子も出てくる。今回はその陰になった子たちの、でも決して陰ばかりではなかった物語。ラストの秀逸さ。思い出すだけでもじんわりくる。
もんぴ

もんぴの感想・評価

4.0
何十回も観てる映画。鬼監督がクリスマスパーティーで部員に向けて歌うシーンがとても好き👏
Ai

Aiの感想・評価

4.0
高校球児
そして、高校野球ファン

明るい未来は必ずやってくるさ!

諦めるな!!

オー!!!
ひゃくはちとは、煩悩の数であり、野球ボールの縫い目の数である。

想像以上にド青春な野球映画。
3年間努力してきたのに、背番号獲得の当落線上にいる青野とノブを中心とした青春ドラマ。喫煙や合コン、レギュラーのケガを祈るなど「リアル」な視点で描かれる。

それぞれ若手も注目だが、やはりなんといっても背番号発表後の展開ですね。父親の反応は、子を持つ父として泣いてしまったし、やはりあの後の青野とノブを中心とした人間関係は本当に見ものだった。

また、市川由衣を新人記者として主人公とはまた違った角度での成長ストーリとして描かれていてそれも良い。
「補欠にカメラを向けていいのは一人前になってからだ」
なかなかいいセリフですね。

お前らこんなことを練習してたの?
とつっこみたくなるラスト。多少狙いすぎかなと思わなくもないが、僕はとても好きですね。
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