とてつもなく重い映画。無残に幼な子を殺され、容疑者への死刑を望む老いた母親。復讐心と冤罪。死刑制度への問いかけ。
冷静さを忘れ、世間や家族と摩擦を起こし、復讐の鬼と化した老醜。ショートフィルムなのに…
最初、母はただ単に犯人に対する憎しみを周りにぶつけているように思えたが、息子を殺された悲しみ、やるせなさを怒りという感情によって必死に抑え込んでいるようにも感じられた。
娘も母にうんざりし怒りを爆発…
胸糞悪い。娘にとってはかなりの毒親だし、何の関係の無い店員や周囲の客にキレたりしてただのヤバい奴。こんな人に誰も同情しない。冤罪疑惑が高いなら死刑にするなんてもってのほか。この母親は娘に言ってはいけ…
>>続きを読むイギリスは救いのないショートフィルムを結構作るんかな?
母親は時として息子を溺愛して娘を自分の分身だと思い込むようで。だから娘が自分の思い通りに動かないと、罵倒の対象とされる。うちもそんな感じ。
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死刑が廃止された英国ではこうした母親に出会うことも無いのだろう。
死刑が残るアメリカのオハイオでは28年も掛けて2度も執行の延期を繰り返しながら再審の動きも遂に途絶えたらしい死刑の案件が3度目…
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