2023/2/23
昼間から酒を飲み、激怒すると見境なく暴力を奮う刑事・深間。が、社会の弱者と呼ばれる人たちには優しく、彼が激怒するのはその弱者が蔑ろにされた時だけ。そんな異端児ヒーローを川瀬陽太が…
この10年ほどで、世の中はコンプライアンスを過剰に気にするようになり、その反動としてさまざまな歪みが生まれているように感じる。
作中でも「無職」や「いかがわしい仕事をしている」といった理由で、叩いて…
本作の怒りの対象になっているのは街中や社会に存在する「違和感」で、そこには行き過ぎた正義や、真っ当な悪、そしてどっちとも取れるものが混ぜこぜになっているように思います。
なので「違和感」としか言えな…
風刺をやるにしては笑いが足りず、シリアスをやるにしては笑いどころが多かった。暴力だけが正解になるというどうしようもない展開は一貫していたが、深間の行動原理が最後までわからず、骨まで突き出た拳にはパワ…
>>続きを読むメタ視点的に、作品が何に対する怒りを抱いているのかは、なんとなくわかる気がした。「過剰」であることの批判として、あの中年男性は「激怒」と言いながらも怒りすぎてはいないのではないか。あれは「激怒」と呼…
>>続きを読む(C)映画『激怒』製作委員会