分別
遠回りして考えてしまうことほど、解決方法は一番近くに落ちているのかも。
劇中のセリフにもあったが、“加速も減速もなだらかな”物語だった。
長いプロローグからのオープニングクレジット。
“喪失…
国際的にも数々の賞を受賞とのこと
劇中劇が現実とリンクして、セリフの1つ1つにドキッとさせるような構成は、村上春樹ならではなのかしら?
多言語のうえに手話まで使って字幕で見る舞台ってとこが国際的には…
これがハルキムラカミ…と洗礼を受ける。整然と生きているような人であっても、皮を剥げば危うく脆く生々しくてどうしようもなくて傷だらけで。
その陰りのなかでもがく生命力のようなものを、彼は人の美しさだと…
広島旅行に行く前に、そういえばと思って鑑賞。
映画全体を通して作品への印象が大きく変わっていく感じがした映画でした。
SAABの重さとか塊としての無骨さとか、愛車という言葉が持つ時代感も相まって、ラ…
うーん。長い。3時間。
村上春樹の短編。それを濱口竜介監督が映画化した。
第74回カンヌ国際映画祭で脚本賞を含む計3部門を受賞。
第94回アカデミー賞で作品賞・脚色賞を含む計4部門にノミネートされて…
純文学(※)の中でも村上春樹原作小説の映像化なんて極めて難しいだろうに、感心してしまった。原作の雰囲気を汲み取った上で、濱口竜介の解釈や彩りが加えられてて本当に良かった。物語は大幅に改変されているけ…
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