文句のつけようがない。傑作。
初商業作も好きなのだけど、方言が引っかかったり予算都合などが透けて見えたり、それが味にもノイズにもなり完成度という意味ではあと一歩だった。
それが今回は隅から隅まで美学…
今を生きるために、今観るべき映画。
3時間もある映画なのに、無駄なところが一切ないってどういうこと?(凄い)
知りたくないことを知ること、
その知りたくないことを見て見ぬ振りすること、
そして向…
見たもの、見なかったもの。見えたもの、見えなかったもの。話したこと、話さなかったこと。話したかったこと、話せなかったこと。会話、発話、発声、手話、吐息、振動、回転音、風、せせらぎ、雪、沈黙。狭まる視…
>>続きを読む圧倒的に2021年ベスト。村上春樹の短編を題材に、チェーホフの戯曲が絶妙に絡み合う。西島秀俊演じる家福とワーニャ。演劇というコンテンツを通して、自分自身を差し出す、乗り移る、そして乗り越える。家福は…
>>続きを読む声と静寂の映画だった 相変わらずめちゃくちゃ映画。40分経ったところでああ〜ここから動き出すのか〜というただ車が走るシーンが挿入されたのほんとう大好き 他者というわからなさ・その厄介さといかにして向…
>>続きを読むほとんど完璧な映画。超絶大傑作。
※再見して加筆する前提の初見感想。
村上春樹の『ドライブ・マイ・カー』ってこんな話だっけ?と思って観ていたら『女のいない男たち』に含まれた三篇を換骨奪胎。見事とし…
©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会