伝説のブルース歌手マ・レイニーと新進気鋭のトランペット奏者レヴィー。1920年代の黒人に酷な時代、彼らは自分なりの手段で白人と対等になろうと足掻く。チャドウィック・ボーズマンの遺作にして、彼の驚異的…
>>続きを読むあらすじ(Googleより)1927年。「ブルースの母」として親しまれる人気歌手マ・レイニーのレコーディングのために、シカゴのスタジオに4人の男が集まる。バックバンドを務める彼らは、本番を前に軽口を…
>>続きを読む「十二人の怒れる男」みたいな映画。暑く湿った汗ばむ空気と一緒に、怒りや哀しみが猛烈に押し寄せてきて、息苦しくなる。レヴィが「神は何もしてくれなかっただろ、お前の神はお前を救ってくれるのか?」みたいな…
>>続きを読むブルースの母と呼ばれたマ・レイニーのことは全く知らなかったので伝記作品を見る様でした。
南部のイメージが未だ色濃い時代、自らの才能を持って白人をアゴで使う強かな女性でした。
チャドウィック・ボーズマ…
主演のチャドウィック・ボーズマンは黒人の抑圧され内包された怒りの具現化で、スタジオは逃げ場のない差別の包囲網なのだろうか。
そして、マ・レイニーはブラックボトムを唄い振り、世に反抗する。
他のバ…
チャドウィック・ボーズマンの遺作。彼の全身全霊の演技には言葉を失いました。特にラストシーンの表情は忘れられない。ヴィオラ・デイヴィスのマイレイニーも圧巻の存在感で、二人の魂のぶつかり合いに鳥肌が立ち…
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