大規模な汚職事件に巻き込まれた男の復讐を描いた社会派サスペンス。
今も全く変わらない、隠蔽体質の政治が絡む汚職事件。見ていてイライラしますが、そんな実態を世間に知らしめようと巨悪に挑む男の孤軍奮闘…
【黒澤明が描く社会派サスペンス】
財界の贈収賄が起点となる復讐劇。
シェイクスピアのハムレット、デュマのモンテクリスト伯を翻案しているよう。
冒頭の登場人物が紹介される結婚式はゴッドファーザーでオマ…
汚職事件をきっかけに、西(三船敏郎)が会社や関係者の悪を暴くのだが、現代でも横行する贈収賄や汚職の裏舞台を見るようで、撲滅の過程に観ている私まで力が入ってしまった。
しかし、悪は根絶できないのか!…
一番悪い奴は危ない橋も渡らずにのうのうと眠っている。
黒澤明の映画の中では1.2を争うくらい好き。
巨悪に立ち向かう男の話。
最初の披露宴、ダイナミックな状況説明が堪らない。
藤原釜足パート、西村…