華麗なる一族の作品情報・感想・評価

「華麗なる一族」に投稿された感想・評価

ゆう

ゆうの感想・評価

3.1
 関西の銀行。

 
 濁りに濁った人間関係。

 
 長男の背後にいる先代頭取の影。父の疑念。嫉妬。

 時代錯誤の閨閥結婚。妾の策謀。長男を生け贄にする父。失望する長男。


 ですわ。くれたまえ。おほほ。いただきませんと。存じます。ふふふ。本音を隠したうわべっ面の言葉。


 父と子がいがみ合うなんて。いやだねぇ。まったく。

 
 でも、吐き気がする人間関係にリアリティを感じる。面白いと思う。考えさせられる。僕は山崎豊子の術中にはまんまと填まっているのかもしれない。

 
加齢なる役者になればなるほど、出演者がやたらエロいので何より。
登場人物も多く時間も長いですが、親族に銀行員がいる私にとって、内容が内容だけに普段欠落気味の集中力が終始冴え渡っておりました。。。笑
ka28mar

ka28marの感想・評価

2.9
山崎豊子:原作
阪神銀行
八幡製鐵+富士製鐵→新日本製鐵(新日鉄)

万俵家 銀行頭取→金融再編に伴う生残り
妻妾同衾←死語だね。
[H_D]
原作が面白いので、そりゃ面白い。

当時、華麗なるナントカがやたら流行ったような気がするけど元祖は何だろう?

華麗なるギャツビー
華麗なる一族
華麗なるレース(クイーン)
華麗なる刑事(草刈正雄)
華麗なる中小企業診断士
華麗なるエンゲル係数
華麗なる頭金なしの分割払い


言うほど出てこなかったので、2.3捏造しました。
直人

直人の感想・評価

3.0
1974年日本作品。佐分利信主演。

211分(DVDだと2枚組)の大作──の割に時間の経過を感じさせないのはさすが。
キャストがとんでもなく豪華なので,そのせいなのかも。
ただ,方言指導が今ほど厳しくはないせいか,関西弁がおかしかったり,関西の人間のはずなのに関西弁を使っていなかったりの混在が気になった。

今よりも貧富の差が激しかった時代。
それが故の人間の業の深さというのはあったはずで,それを如実に描いている(原作ありきではあるんだが)。
1980年8月25日、文芸地下で鑑賞。(2本立て)

山崎豊子の原作は映画より先に読んでいた。
原作イメージに沿った豪華な配役と山本薩夫監督の骨太な演出により、映画も素晴らしい作品となった。
出演者:佐分利信、仲代達矢、月丘夢路、山本陽子、京マチ子、香川京子、中山麻里、酒井和歌子、田宮二郎などなど、物凄いメンバー。

「銀行上層部の権力機構」と「背後にうごめく政治」を描き切った映画であり、この映画の後にもテレビドラマ化されているが、やはり本作が重厚感あふれている。

70年代の日本映画の超大作であり、傑作!
NAO

NAOの感想・評価

3.6
2018.02.28 on dvd
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絶対に必要 あのテーマ曲!
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TVシリーズ視聴済み

政財界を巻き込んだ重厚な人間ドラマの傑作。
ただこの映画版は、万俵家、政界人、財界人と登場人物が多すぎて211分でも尺が足りておらず、掘り下げ不足、心理描写不足が顕著、特に鉄平の自殺急すぎ。TVシリーズでの補完必須、そしてテーマ曲聞きたくなる。
次は『白い巨塔』をロックオン。
チェケ

チェケの感想・評価

4.5
佐分利信は演技がとりわけ上手いわけではないが、まさに「ドン」と呼ぶにふさわしい圧倒的な存在感で映画の要となっている。技術だけでなくそのような「説得力」も役者には必要。西村晃の下品な食事マナーで彼がどのような人間なのかが瞬時に分かる描写が好き。
役者陣の演技が、現代ドラマ版より、ケタ違いな迫力で圧倒され続け。
riekon

riekonの感想・評価

3.0
豪華キャストに濃い内容で面白かったです。
家庭内に20年近く居続ける愛人が本妻よりも圧倒的に強いと思ったけど最後にやられたね。
ちょっとだけ可哀想になってしまったよ。長男とお父さんの関係や義理の息子と愛人や冷めた次男に可愛い次女それぞれ楽しかったです。
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