ポチの告白の作品情報・感想・評価

「ポチの告白」に投稿された感想・評価

ほんの少しのバラバラの事実を一つのストーリーにするとものすごい話になったんだよね、きっと。あ、ラストシーンは、抜きねw (役者さんの熱演は素晴らしかったヨ。)
警察官が腐敗していく様を演じる主演の菅田俊さんの演技力が凄まじい。
内容はとても重いですが、脚本と編集はとても丁寧で3時間以上の尺でも全く飽きなかったです。
malu

maluの感想・評価

4.6
警察汚職系の映画の中でもトップクラスの傑作。
警察どころか国家までもが腐敗している。この国は犬だらけ。
彦次郎

彦次郎の感想・評価

3.8
警察の腐敗を1人の警官の人生を通して描いた骨太な作品。
エンタメ映画にありがちな正義や悪の話ではないです。警察といわず組織に所属する方は観ておいて良い作品かと存じます。
Growltiger

Growltigerの感想・評価

4.0
基本的に私は警察官には日頃感謝してます。
その上で、こういう事もあるんだろうなとある意味割り切って見ました。
人間が警察をやる以上、絶対な正義は難しい。まして上に意見する事も出来ないような強力な縦社会ではね。

映画自体は3時間超えだけど、丁寧に描かれていて飽きなかった。

この映画で描かれた数々の不正や不祥事があった事は受け止めつつ、この映画だけを真実と受け止めない事も必要。
現実で必死で働く警察官を「どうせ映画みたいな悪人でしょ」という目で見るのはあんまりだと思うから。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

4.0
この人、「キレ刑事」の人だよね・・・?とてもいい演技をしています。もちろんみんなそれぞれ役柄を全うしていました。一番出色だったのは、意外にも野村宏伸かな。こんなトーンで「先輩」って言うんだね。丁寧に練られた脚本の、とっても重厚な社会派映画で、三時間以上の長尺もずーっとはまり込んで面白く見られました。でも見終わってどっと疲れたよ。すごく、製作者側の真摯さとか誠実さが伝わる作品だし、なんらかの日の目を見てほしいなと強く思います。
『県警対組織暴力』(1975)や、
『日本で一番悪い奴ら』(2016)の系譜。
この長尺が、救い様の無い
どんより効果をもたらしている。

下は新人巡査から、署内経理のお姉さん、
上は部長、署長、さらにその上まで、
国家単位で、盤石の“暴力組織”体制を
築いている、日本警察機構。
もちろん、裁判所も身内だ。

交番の巡査が、派出所から十数メートル先に
自転車をわざと放置し、乗り逃げしようとした
ヨッパライを、占有離脱物横領の現行犯として
逮捕するのだ。

以前は、女性に対し職質と称して
強姦に及んだりしたらしい。
国民のために命を張っているので、
それ位の事は許されるのだそうだ。☆

最初は真面目な巡査として登場する、
我等が兄貴、菅田俊。

…なんだけど、2006年の時点でもう
立派な貫録のある893俳優なので(笑)、
新人巡査を演じるには少々無理があるねぇ。
他キャラより、頭ひとつ出てるデカさだし。
不器用なおバカさんといった感じ。

そんな俊アニキも刑事、そして課長に昇進し、
中盤にかけていよいよ、893の本領を発揮。☆

新人には架空請求の方法を伝授し、
妻子には仕事と称して、16歳少女との
風俗行為を楽しむ。
泡風呂で牛丼喰ってビール飲むよ!♪(笑)

…そして後半は犠牲者として切られ、
闇へと堕ちてゆくのだ…。

前半ではチャラかった川本淳市が、
終盤ではやたらカッコイイ。♪
井田國彦との名コンビは、果たして
俊アニキを救えるのか…?

全編通して、音が聞き取りにくいのが難。

(※↓コメント欄にネタバレ的感想)
eviny

evinyの感想・評価

3.5
昨年から稲葉事件、桶川事件、足利事件と名だたる警察不祥事の大ネタに関する書籍を読んでいたので、警察国家のアンタッチャブルな裏事情にはなかなか辟易してましたが、映像化されると生々しいですね。

というかこれに配給した映画会社はかなり勇気あるなーと思った限り。

巷のシネコンじゃ絶対にかからない作品だけど、観る価値のある作品だと思う。

序盤は日本で一番悪いヤツらを思わせる警官のギャングっぷりが描かれて若干のエンタメ性があるけど後半は完全な告発モード。

マスコミ各社をポチと呼ぶ署長がリアリティがあって薄ら怖さを感じた。

ただ3時間15分は少々長く感じたので少しタイトに作ってあればより広く観られる作品になったんではと思う。

場所によってはTSUTAYAでも借りられるので是非!

観た後に交番で道を尋ねられなくなることは必至wだけど面白いです!
コリ

コリの感想・評価

4.0
実際に存在した警察犯罪を思わせる数々の事件とともに、善良な警官が悪に染まっていく過程を重厚に描き出した社会派エンターテインメント。

195分の長時間ですが、最後まで引き込まれ見応えありました。

真面目な交番の警官が刑事に昇進してから極悪な上司の指示のもと
不正行為が当たり前の悪世界に染まっていく変貌ぶりが凄かったです。
生まれた子供の名前を上司の元彼女の名前にするように命令されたりと酷過ぎます。

こんな警察の裏世界が存在すると思うと、ゾッとしました!
警察官の見る目が変わってしまう・・・真実とは思いたくないです。

ラスト10分くらいの告白は衝撃的!!
正義とは何か考えさせれます。

2009年の作品ですが、DVDの画質音質が悪くて残念・・・^^;
imnr

imnrの感想・評価

4.5
まあ、こんなモンなんじゃないの?と思っている自分も、よ〜く飼い慣らされた思考停止の一匹のポチ。
心を持つのは野良犬ばかり。
素晴らしきズブズブ・ザ・ワールド。

お金いっぱい貰えて権力を笠にやりたい放題出来て、楽しそうで良いなあ笑
野村宏伸が豚の娘まで押し付けられてるのには笑った。
3時間超があっという間の国家権力告発ムービー。