公務員かつぎのプロパガンダ化という本作が陥りうる危うさを上手く自己批判するオチ含め、前作のような勢いというか主人公の活躍は控えめだけど相変わらず面白い。
昨年トランプのアプレンティスが公開されたけど…
愛情と脅し。
マルサの女こと板倉亮子は、信仰団体のドンである鬼沢の不正を暴こうと奮闘する。
前作ほどのキレは無くなっているが、三國連太郎演じる鬼沢の下劣さがまた良い。終わり方はあまりスッキリしな…
新興宗教×ヤクザ×脱税、という癖のあり過ぎる題材。とにかく脇役の活躍が素晴らしい。
チビ政役の不破万作が最高。借地借家法の説明ゼリフ、エモーショナルと情報の両立具合が凄い。会社を任された時のはしゃ…
大ヒットの前作を受けての二作目。三國連太郎の怪演など、怪しいカルト宗教を題材にいい感じのストーリー展開やエピソード満載だけど、ラストは尻切れトンボで、前作の様な胸の空く様なカタルシスや情緒は得られな…
>>続きを読む東宝版Blu-rayディスクにて鑑賞
本作では前作のユーモアに溢れた空気感はかなり薄れている。
制作された1988年はまだいわゆる「バブル期」であり、東京中を地上げの嵐が吹き荒れていた。
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びっくりするほど宮本信子が出てこない。主役三國連太郎。自分は大丈夫だと思ってる中堅捨て駒のひとり。小物の哀愁がある。洞口依子が(なんであんな役やらされたのかも含めて)可哀想でならない。そして洞口依子…
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