葵ちゃんはやらせてくれないの作品情報・感想・評価

「葵ちゃんはやらせてくれない」に投稿された感想・評価

はい

はいの感想・評価

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幽霊交えた三人交際って自分のツボにハマりすぎてエロエロのエロ。なんだが、エロに集中したいから最低限の倫理はしっかりしてほしい。「ホームレス?落ちるとこまで落ちたな」で興醒め😢映画館に来られない人をどう描くかって、ちゃんと考えたことなかった…
つやぴ

つやぴの感想・評価

2.0
果たせなかったことを果たしに戻ってくるという設定にどうしてもロマンを感じられない。好意を伝えるだけ伝えておいて「これからいなくなるから」って一方的に別れ告げるの身勝手すぎる。相手の気持ちは。
いまおかしんじさんの正統派王道ピンク映画。
きっちり(ある意味無理くりに)濡れ場を「挿入」し、その申し訳よろしく些か強引なストーリーが展開する。
60〜70分の定尺ではなく98分の一般映画ボリュームというところだけ、(多分わざと?)お約束を踏み外してる。

幽霊とミューズ、そして彼らを囲む仲間たちが2010年と今(2019、20、21、22、23年)を行き来しながら果たせぬ夢の成就を目論むお話。
「今」として描かれる飲み会やらなんやらは、いわば亡きものを偲ぶ年次同窓会、法事。

私も学生時代は彼らと同じ「映研」だった。卒業後20年ほど経った夏祭りの時期に酔っ払った先輩が原付で自損事故を起こして亡くなった。(川下さんと違って自殺じゃないけど)
その葬儀の翌年から毎年お盆に皆で集まって飲んでる。=法事同窓会。
それまでも同窓会はあったんだけど、間が開く年もあったり…。でもあの年からは毎年欠かさず。(去年も緊急事態宣言の間隙を縫って五人だけちょちょっと集まった)

その飲みで、私たちは毎年彼の幽霊と邂逅している。この映画で出てくるシーンをほぼ敷衍する形で。

そこでもやっぱり「やらせてくれなかった」数々の想いが毎年話題になる。
それは「葵ちゃん」(のような「やらせて欲しい」お相手は男女を問わず各人に存在したわけで)がやらせてくれなかったことだけでなく、映画の中でいまおかしんじ役の「監督」の(まだ)やれなかったことでもあり、小槙まこさんのまだ歌いきれていないことみたいな事どもでもあったりする。

やらせてくれなかった、やれなかった、やらなかった、できなかった、を皆それぞれに静かに反芻しながら暮らしていくのよねえ。
それは懐かしみや自己撞着といった言い訳だけじゃなくて、結構辛口の現状認識や落とし前への、改めての宣言なのだと思ってる。

先に書いた時空の行き来の話。映画では2021年の前年と「今」を往復することで、意図的に2011年を避けて通っている。いまおかさんは去年『れいこいるか』で彼にとっての1995年の震災を描いてくださった。(泣かせていただいた)
今回はいまおかさんの2011年(震災と原発)ということになるんだろうな…。(やっぱり泣かせていただいた)

『くれなずめ』と重なるテーマでありながら、そこでは敢えて触れられなかった「時代」と「性」をいまおかさん流に提示していただいた傑作だと思う。

カメオ出演(に全くなってないが)の三上寛さんの中途半端さもうまたしみじみと良いね。

「ゾンビバンド」、傑作にならなかった理由を逆に知りたいぐらい、めちゃくちゃ面白そうな映画なんですけど。
kupa

kupaの感想・評価

3.7
この世に未練を残して死んだ男が、映研だった大学時代にタイムスリップして、当時想いを伝えられなかった後輩女子と結ばれようとするエロチックコメディ。葵ちゃん役の小槙まこがカワイイ。

いまおかしんじ監督ならではの笑いとペーソスが散りばめられた作品。いまおか監督自身が作詞した、劇中で歌手志望の葵ちゃんが歌う「川下先輩のうた」が耳に残る。

ラストでの夜明けの葵ちゃんの笑顔のアップが眩しい。

死んだ川下先輩がこの世に戻ってこれた理由とか、タイムスリップできる理由とかの、細かい説明は一切ない。

それでも誰にでもある「あの時ああしていれば…」という気持ちはすごく分かるので、そういう夢を叶えるファンタジーだと受け止めた。
ハル

ハルの感想・評価

3.1
「名も無い日」の上映後、たまたま時間が合ったので鑑賞。

想定通りチープな感じの作品で映画作品というよりは深夜ドラマ的な雰囲気。

凄く簡潔にまとめると、好きな娘とやりたい男が現代に蘇えり、相棒的な部活仲間とタイムスリップすることで試行錯誤しながらエッチにチャレンジする物語。

何だかこういうふうにレビューしてても、不思議なストーリーだ(笑)

ただ、かといってつまらないわけではなく、低予算ながら工夫をこらして丁寧に制作している事も伺えた。

下らなすぎて笑えるシーンや祝福したくなるような場面もあり、それなりには楽しめる。

大ヒット作とかにはならないだろうが、重い作品の箸休め的に鑑賞すると気分転換になるような作品だった。
皇氏

皇氏の感想・評価

3.5
めちゃくちゃくだらない内容だなと思うけど普通に面白かった。
大学生、サークル、恋愛
この辺めちゃくちゃにコンプレックスなんでしんどいけど、そういうのは置いといてということで。
テンポいいし見やすいし面白いしで結構好きだったけど
色んな詰めはめちゃくちゃ甘い。
時系列?タイムリープの設定?なんか意味わからんくて理解しながら観ると気になって仕方ないからその辺適当に無視して流しながら観るやつなんやろねと。
劇中の歌いいんだよな、雰囲気に合ってて好きです。
劇場内で笑いが起こる感じ、いいな〜〜
buccimane

buccimaneの感想・評価

2.5
ほのぼのと見るべきなんでしょけどタイムスリップの設定に穴が目について今時これは…と思わざるを得ない…。
あとやっぱ若い女とやりたいって言うのと葵ちゃんとやりたいって言うのは並べて言われるべきではないのでは…。
あと映画役がホームレスになった時に簡単に顔と服汚しちゃうのも嫌な感じした…。
ニコニながらあんたちょっと変わってんじゃないの?と言う三上さんは最高。
そのあと小慎さんの行ったら三上さんとベッドインしてたら笑ったのに。
映画監督志望の信吾のもとに、一年前に自殺した川下さんが幽霊になって現れる。
彼の心残りは、片想いだった後輩の葵ちゃんとやること。
二人は想いを遂げるため、唯一チャンスがあった10年前の大学時代にタイムスリップする。
設定はもの凄くくだらない。
映像も思いっきりチープなんだけど、なんだか切なくて、妙に心を削ってくる。
川下さんは言わば青春時代の”後悔”の、葵ちゃんは”残念”の象徴なんだな。
あの時、なぜ勇気を持って言えなかったのか。
たぶん誰の心にも、自分の川下さんと葵ちゃんがいる。
タイムループものの構造になっていて、川下さんは何度もチャレンジする。
だが自ら命を絶ってしまった彼にとって、性=生はもはや手が届かないもの。
そして何者にもなれるはずと、夢を語った大学時代と、現実に打ちのめされる10年後の現在のギャップ。
だからこそ信吾も、青春の亡霊を応援せざるを得ない。
青春時代の後悔と残念は、世知辛い世の中をそれでも生きてゆくための糧となる。
タイトルロールの葵ちゃんを演じる小槙まこが歌う、「川下さんがやってくる〜」というフレーズが頭から離れない。
MashO

MashOの感想・評価

3.6
自殺した先輩が後輩とやりたくて命日に一晩だけ現れるといったバカバカしい?内容と思いきや、学生時代の悩みや人間関係を思い出させるような妙に心に染みる作品でした。葵ちゃんが劇中で弾き語りする音楽も決して上手くないですが耳に残りました。
2021/6/13
何度もタイムスリップするからというのもあるが、「ゾンビバンド」の歌と、川下さんがやってくる」の歌をこれでもかとリフレインしてくる。クセになる歌だ。

信吾は毎年のように川下さんに振り回されるのだが、何故か女の子といい思いを2度もするのは信吾の方なのが面白い。

川下さんの夢は叶わなかったけれど、大事なのは想いを伝えること、というテーマもあるのかな。最後は名残惜しくも満足そうな顔をしていた。

11年前の学生達が、なんだか70年代ぽく感じたのは、フォークソングが出てくるからか、監督のイメージする学生時代がそうだからか。

今のお姿の三上寛さんご本人を11年前に登場させて良いのかな(当時は今より11歳若くなければ、とか)と余計なことを思ってしまった。

青春っていいな、と思える、大学生に戻りたくなる映画。自分もタイムスリップして勇気を出して伝えたい!
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