とにかく顔。
最後の処刑・暴動シーンはポチョムキンのようでありながら、同時にタルコフスキーのような動きを見せる。ブランコにように動くカメラは進化の過程で淘汰されてしまったのか、現在のシーンでは観る事…
グリフィスが用いたような部分的なクロースアップとは違い、ここまで徹底してクロースアップだけで物語を語れてしまうその映画的表現は革新そのもの。1929年に見た人にとっていかに衝撃的だったのかは容易に想…
>>続きを読むカール・ドライヤー監督のサイレント映画の傑作。ジャンヌの火刑のシーンはよく引用されるのでそのシーンだけでも感動する。
ジャンヌが裁判にかけられて神に従ったというより悪魔に従ったのだという教会。ほと…
恐怖、驚愕、戸惑い、疑念、悲嘆、信心と救済…ルネ・ファルコネッティの震える瞳に次から次へと映し出される感情が生生しい
私には最後まで「怒り」は見えなかった
一瞬見せた不敵な笑みにぞくり
圧倒的顔力…
さて、リュックベッソンのジャンヌ以来二十年以上ぶりのジャンヌ題材ですが、理不尽とか審問官達が酷いというのはおかしい。信念なき尋問がそう捉えさせられる訳で、敵国の裁判でこのジャンヌ。仮にこのジャンヌが…
>>続きを読む全体の7、8割くらいが顔アップで撮っているように見えるくらい、顔アップのカットが多い。飽きるかと思いきや、上半身映るくらいの顔アップと顔だけ映すのが細かく使い分けられていて面白い。横から、斜めから顔…
>>続きを読む2023/6/25
英軍の手に落ち、捕虜となったオルレアンの乙女ジャンヌ。戦士として勇敢に戦う彼女ではなく、ひとりの人間としての姿が描かれる。が、何も持たない彼女が一方的に責められるばかりで、地位も…
クローズアップによる形象表現は。ジャンヌの1人の女の子としての表情と神を信じ、人間を超えた表情もしっかり映せる。ほんとに表情に言語化できない迫力がある。絵画のような描写的表現でありながら、映画的時間…
>>続きを読む(c) 1928 Gaumont