見逃していた作品。
考えさせられる内容なのに、暗すぎず、
重くなりすぎず。
エンディングに物足りなさを感じる人も
いるかもしれないけれど、この終わり方
だからいい、、
何だかこの先いい方向に進んで…
塚地武雅演じる忠さんと加賀まりこ演じる母・珠子のユーモラスな家族愛の温かさにほっこりしつつも、現実で起きている残酷さや嫌悪感などにもしっかりと目を向けていて、とても正直な映画だと思った。
地域には色…
結局この物語のなかで問題の根本的な解決にはいたることはなかったけど、そこが日本のどこかの町での親子とその周りの日常という感じで観る側として色々考えさせられた、グループホームに対して住民から反対運動が…
>>続きを読む結論のない終わり方が、今後もずっと彼らの人生が続いていくという余韻を持たせていた。
ホームを追い出されてしまうところも、実はそれが理不尽な理由であるところも、世の中にこんな事象がたくさん起きてるんだ…
最後らへんの、お母さんがいなくなってもいいの?の問いに「構いません」と答えたのがとても印象的だった。
障害のある人を思うばかりに「自分がいなくては生きていかれない存在」だと思い込んでしまうが、本人は…
©2021「梅切らぬバカ」フィルムプロジェクト